消毒液としてのエタノールの記事で、消毒液としてのエタノールが細菌等の死滅させる仕組みを見た。
エタノールを含むアルコールで次に気になることは飲酒による酔いだけれども、これは触れないでおく。
酔いの次に気になるのが、アルコールとアルカリ金属が反応して、生成されるアルコキシドだろうか。
アルコキシドの反応の一般式は
R-OH + M → R-OM + 1/2H2
※RにはCH3等が入り、Mはアルカリ金属を指す。
になる。
※今こそ「わかる」有機化学入門 | SBクリエイティブ 50ページ
アルカリ金属で栽培に関与するものであれば、Li(リチウム)、Na(ナトリウム)とK(カリウム)がある。
一例を挙げると、エタノール(CH3CH2OH)とカリウム(K)で、
2CH3CH2OH + 2K → CH3CH2OK + H2
の反応が生じる。
ここで一つ疑問が生じる。
今回はエタノールと単体のカリウムの反応を見たが、エタノールはカリウムを含む鉱物でも同様の反応が生じるのだろうか?というもの。
この疑問を解消する為には、アルコキシドについての理解を深める必要がある。