人工ゼオライトについての続きまでの記事でゼオライトについて理解する為に様々な視点から見てきた。
ゼオライトを農業利用する時に注意しておいた方が良さそうなものに、硬質ゼオライトと軟質ゼオライトがある。
軟質である程CECが高くなるようだが、農業利用のうち作物栽培で使用するのは硬質であるようだ。
では、軟質ゼオライトは何処で利用するのだろうか?
生物関連で最も身近で軟質ゼオライトが使われているのは、家畜糞の処理であるらしい。
高いCECは悪臭の原因であるアンモニウムイオン(NH4+)を吸着出来るため、消臭剤としての効果があるようだ。
これを踏まえた上で触れておきたい話がある。
肥料の発酵で重要となるスティックランド反応等の記事で触れた米ぬか嫌気ボカシ肥作りだけれども、材料となる米ぬかが余ったので、ビニール袋に入れたまま庭に置いといた。
2ヶ月程経過した後に米ぬかが入ったビニールから悪臭を放つようになったので、ビニール袋を見てみたら、小動物にかじられたような痕があり、更によく見てみたら蛆虫が大量にわいていた。
仕方がないので、いつも生ゴミを埋めているところに腐った米ぬかを埋めたのは良いが、悪臭があまりにも強くて、近所迷惑に成りかけていた。
そんな時にふとゼオライトの消臭効果を思い出したので、
腐った米ぬかにゼオライトを混ぜてみたら、誰からも悪臭の話題は挙がらなくなった。
ゼオライトの消臭力は凄い!
この消臭力で思ったことがあるが、それは次回に触れることにしよう。