緑肥の事を改めて話す事になり、緑肥関連の内容を整理することにした。
緑肥といえば発根量が重要である為、根に関する理解を深める必要がある。
とりあえず、近所の公園の砂場(真砂土)に生えているイネ科の草の根がわかりやすいので抜いてきた。
その根というのが、
これ。
接写でマジマジと見てみると、
ガラスっぽい小石がたくさん付いている。
この透明な石は石英だろう。
石英は安定した鉱物になるため、石英が何かを引き付けるといった力はない。
であれば、植物の根の方が何らかの手段で石英を引き付けていることになる。
植物の根からはムシゲルという粘着物質を分泌している。
おそらくだけれども、このムシゲルが根と石英を接着しているのだろう。
ムシゲルは当たり前過ぎて今まで触れてこなかったのだけれども、緑肥の理解を深める上で重要なので、ムシゲルについて丁寧に見ていくことにする。