
シュウ酸と不可給態マンガンでシュウ酸によって不可給態のマンガンが可給態のマンガンになるという内容を記載した。
次に触れたこととして、消毒処理をしたらマンガン過剰症になる可能性があると内容について触れていきたい。
どうやって見分ける?実例編 植物の生理障害~生理障害の診断・マンガンによる障害〜 - タキイ種苗
以前の記事から紹介している牧野知之著 土壌中におけるマンガンの酸化還元機能と動態 - 農業環境技術研究所報告 第20号(2001)の147ページに
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(後で触れたい内容が記載されているので前半は省略)死滅した土壌微生物遺体由来の糖類特に還元糖によるマンガン酸化物の還元溶解が大きな要因であると判断した
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という内容が記載されていた。
ここでいう還元糖というのは、グルコース、ガラクトースやアラビノースを指す。

上の図がグルコースになるが、右上の酸素(O)の箇所に注目して、上の環状が

鎖状になった時の1位の炭素Cがアルデヒド基になっていてこの箇所が還元性を示し、この特性を持つのが還元糖になる。
還元性を持つ糖が不可給態のマンガンを還元することで可給態のマンガンになる。
土壌の微生物の細胞中に還元糖が含まれていて、消毒等の要因によって死滅することで内容物が溶脱して微量要素が溶脱されるという流れがある事を頭の片隅にいれておこう。





