komenuka


もう一つのNADPHの材料の記事で脂肪酸合成にはNADPHが必要とのことで、その材料となる化合物は何か?を調べていたらビタミンB3ことナイアシンが目に付いて、有機質肥料でナイアシンを多く含むものは何だ?ということで更に調べてみたら米ぬかを含め色々と挙がった。


この時ふと目に付いたのだけれども、コーヒーにビタミンB3が含まれているらしく、


23418609_s


コーヒー粕(コーヒー抽出残渣)にもナイアシンが含まれている可能性が出てきた。

なんでコーヒーにビタミンB3が含まれているのだ?




Trigonelline_Structural_Formula_V2


コーヒーにトリゴネリンという化合物が含まれているそうで、昆虫に対して毒性があるようだ。

トリゴネリンの構造をよくよく見てみると、


Niacinstr3


ビタミンB3ことナイアシンとよく似ている。

トリゴネリンの方で左側のピリジン環(Nを含む六角形の箇所)にメチル基(-CH3)がついている。


トリゴネリンはコーヒーに多く含まれているそうで、加熱するとニコチン酸に変わるそうで、焙煎したコーヒーにビタミンB3が多く含まれているということになるそうだ。


ビタミンB3が有機質肥料の発酵を促進させるとするならば、コーヒー粕に青い菌糸が生えやすくなるのも納得できる。

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