在来種と外来種の見分け方を鍛えたら、見えてくるものが変わってくるかもという記事で、在来種と外来種について見分けられたら、目視で土から得られる情報量が増えるかもという淡い期待が出来た内容を記載した。
同じ科で在来種と外来種がせめぎ合っているところはあるか?ということで色々と考えてみながら庭を眺めていたら、

眼の前で黄色い花のカタバミとムラサキ色の花のカタバミがせめぎ合っていた箇所を見かけた。
そういえば、小さなカタバミと大きなカタバミの記事で似たような事を書いたなと。
灯台下暗しとはこういうことか。
それでは早速、秀和システムから出版されている帰化&外来植物 見分け方マニュアル950種を開いて調べ始めた。
帰化&外来植物 見分け方マニュアル950種 - 秀和システム新社 あなたの学びをサポート!
上記の本によると、

黄色い花の方のカタバミはほぼ在来種だけれども、一種類だけオッタチカタバミという種類が外来種になるそうだ。
黄色い花の方は一旦置いといて、

紫色の花の方を見てみると、花弁がムラサキで蕊が白なので、これは外来種のムラサキカタバミと見て良いだろう。
ムラサキカタバミのもう一つの大きな特徴が、

ここでいうところの大きな葉の方がムラサキカタバミになるそうだ。
黄色い花の方に戻って、在来種と外来種の大きな違いは茎から発生する葉柄や花柄の本数を見たら良いそうだ。
というわけで早速一本抜いてみると、


こんな感じ。
一つの節から葉柄が1〜2本といったところか。
外来種のオッタチカタバミは一つの節から葉柄や花柄がたくさん生えるのに対して、在来種のタチカタバミは一つの節から葉柄や花柄は1〜2本とのこと。
であれば、黄色い花の方のカタバミは在来種である可能性が高く、冒頭の写真は在来種と外来種がせめぎ合っているところということになる。
ムラサキカタバミには悪いが、ムラサキカタバミが劣勢になるように仕向ければ得られる知見が増えるかも。




