キレート剤としてのアミノ酸で結合の手と成り得る基を探るまでの記事で、有機酸、ポリフェノールとアミノ酸のキレートについて見てきた。

この流れで他の化合物でもキレートの結合の手を持つものがあるのか?を調べてみることにする。


キレートで検索をしてみたら、


Maltol_s


マルトールというエノールでキレートの話題があった。

P2019510772A - 水酸化第一鉄からマルトール第二鉄組成物を生成するための方法 - Google Patents


エノールは炭素の二重結合であるアルケンとアルコール(-OH)が合体したものを指すそうだ。

エノール - Wikipedia


このマルトールの


Maltol_chelate


の箇所に結合の手があり、マルトールは二座配位子になるそうだ。

であれば、


Carboxylic-acid


今まで有機酸で見てきたカルボキシ基にも似たような構造があるが、一つのカルボキシ基で二座配位子として扱わないのは、


Carboxylic-acid_not_chelate


赤丸の箇所の隙間が小さくて金属イオンが入り込むことができないからなのか?


ちなみにだけれども、今回のマルトールだけれども、煎り大豆が入った袋を開封したら良い香りがしたの記事で煎り大豆のメラノイジンとして触れた。