オンライン肥料教室で難溶性リン酸である鉄型リン酸の肥効を高める為にアミノ酸肥料が有効かもしれないという内容を紹介した。
何故アミノ酸?ということになったので、その詳細を記載する。
還元剤として働く可能性のあるアミノ酸を検索してみたら、Cysteine-Mediated Reductive Dissolution of Poorly Crystalline Iron(III) Oxides by Geobacter sulfurreducens | Environmental Science & Technology | ACS Publicationsのページにたどり着いた。
読んでみると、

含硫アミノ酸のシステインで酸化鉄(Ⅲ)の還元についての記載があった。
鉄(Ⅲ)の還元について、細菌有り(非生物的)と細菌無し(生物的)のどちらの環境でも鉄の還元が観測された。
システインのチオール基(-SH)で還元性があるそうだ。

キレート剤としてのアミノ酸で結合の手と成り得る基を探るの記事で触れたシステインの結合の手で鉄(Ⅲ)を掴み(Mの箇所)、Sにある電子を鉄(Ⅲ)に渡して鉄(Ⅱ)に還元するという流れか。
鉄に電子を渡したら、Sは何処かしたから電子を欲しがるだろうけれども、それは他のシステインと繋がって

シスチンになるといったところかな。



