安山岩柱状節理の先で知りたいことといえば、なんといっても安山岩風化土だろう。
というわけで、この周辺の土壌を周ってみたら、
※この写真は東尋坊付近で撮影したものではないけどこんな感じの土
赤土だった。
写真の箇所は水田で黒みが多いけど、畑作はもっと薄い茶色だった。
赤土の赤色というのは鉱物の中の鉄が酸化したものである。
確かに柱型の安山岩で茶色みかかっている箇所がちらほらと見られるので、この地域の赤土はこれらの安山岩由来の土であるんじゃないかな?と
想像は出来ないけど、きっととても長い時間をかけて、硬い火山岩から徐々に土へと変化していったのだろうな。
激しい侵食を受けていた箇所はより茶色みを帯びていたし、植物の根から放出される酸であるとか、潮風に当たっていたら、きっと安山岩は赤く細かくなっていくのだろう。
次の記事