フォッサマグナ 糸魚川-静岡構造線糸魚川-静岡構造線が観測できる断層があるフォッサマグナパークから北へ6km程進むと、フォッサマグナミュージアムという博物館がある。この博物館で、よくわかる糸魚川の大地のなりたちという本を購入して読んでみた。この本の中に興味深い話があった。フォッサマグナと生活というテーマの一つの話としてフォッサマグナと地すべりという話題があった。そこには/*************************
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カテゴリー : 地形・地質/page-7
日本最古の石の片麻岩
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岐阜県七宗町にある日本最古の石博物館にて、日本最古の石を展示している。約1.6億年前の上麻生礫岩に含まれる片麻岩で、その形成は約20億年前と推定される。片麻岩は高温で変成した変成岩であり、朝鮮半島に見られる類似の石から、日本海形成以前の大陸由来と考えられている。年代測定はウランなどの放射性同位体の崩壊を利用し、半減期を指標に行う。この片麻岩はマグマになるほどの高温には達しなかったため、最古の石として残った。
黒ボク土は本当に良い土なのか?後編
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関西圏では、火山活動が少なく、黒ボク土は主に2:1型粘土鉱物が主体で、アロフェン質の黒ボク土に比べてアルミニウム障害が発生しにくい特徴があります。一方、アロフェン質黒ボク土は火山灰の影響を強く受け、アルミニウム障害のリスクが高いです。関西圏では、歴史的に黒ボク土での栽培が比較的容易であったため、「黒ボク土は良い土」というイメージが広まったと考えられます。しかし、黒ボク土の性質は地域によって異なり、一概に「良い土」とは言えません。
黒ボク土は本当に良い土なのか?前編
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黒ボク土は通気性・保水性に優れる反面、アルミニウム障害という問題を抱えています。本稿では、黒ボク土の形成過程を、粘土鉱物であるアロフェンと非アロフェンに着目して解説しています。黒ボク土は、玄武岩質火山灰を基材とし、アロフェン質と非アロフェン質に分類されます。非アロフェン質はベントナイトなどの2:1型粘土鉱物ですが、アロフェン質は火山ガラスから生成されるアロフェンを含みます。アロフェンの生成には玄武岩質火山灰由来の成分が関与していると考えられています。