先日の藤棚の下のフジたちの記事で見たサクラの木の群生の中で、
樹液が固まっているものを見た。
サクラの木から出る樹液はどれも濃度が濃そうだ。
サクラの木の樹液に昆虫が集まるという話はあまりというかほぼ見ないけれども、濃度が高い事が昆虫が集まらない理由なのか?
サクラの樹液について調べてみたら、下記の内容を見かけた。
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桜の樹液をトラガカントゴムの代わりに利用する例も存在する
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サクラの樹液から出てきたゴムをサクラゴムというらしい。
サクラゴムが参照元のアラビアガムと成分の面で同じであれば、サクラガムはアラビノガラクタンという多糖が主成分で構成されている。
サクラは高濃度の多糖を何に使うのだろうね?
読み物
アラビノガラクタンの構造とその生理機能―機能性アラビノガラクタンと農産物由来アラビノガラクタンの構造比較― 応用糖質科学 第1巻第3号(2011)