土壌分析アプリsoil2 by Go


Go言語で書いてみた土壌分析の結果を表示するアプリ

試運転の為にいくつかサンプルを入れていたところ、

そこらに出回っているエクセルシートの計算式と同じようなグラフになった。


ということで、

牛糞で土作りをして、鶏糞主体の肥料で追肥している


もう、牛糞で土作りなんて止めようよ


塩噴いている土壌の数値を突っ込んでみた。

(サンプルはこの土壌の悪かったところから採取)


すると、


青いグラフが測定値で、グレーのグラフが各要素の目標値


こんな感じだった。

もう何にも言えない…


とりあえずだよ、

土作りとしての効果を期待できない要素をたくさん含んでいる牛糞だ。

ECが高くなりすぎるのはわかるよ。

ECはどれくらいから警戒するべき?


こんな状態だと、

土の肥料成分を活用することは諦めた方が良いな。


それ以外にリン酸値も高くなっているのが気になる。


ここでいうリン酸というのは何なのだろうな?

ということで一般的に利用されているトルオーグ法について改めて見てみたいと思う。




農水の土壌分析の方法を見てみると、


可給態リン酸の測定(トルオーグ法)

原理

リン酸イオンがモリブデン酸アンモニウムおよび酒石酸アンチモニルカリウムと反応して生成するへテロポリ化合物をアスコルビン酸で還元し、生成したモリブデン青を測定する。Cl-、SO42-などのイオンが多量に存在しても妨害しないが、ひ素は同様の発色をして妨害する。また、Fe3+は多量に存在するとモリブデン青を退色させるが アスコルビン酸の添加量を多くすることにより、妨害を除去できる。

土壌の化学性の測定より一部抜粋


この方法を見る限り、

無機リン酸を測定できるだけで、

有機態リン酸の値は測定できない


現に他の資料でもそう記載されている

土壌の可給態リン酸評価法


有機態リン酸と言えば、

穀物由来の貯蔵性リン酸で、

有機態リン酸であるフィチン酸のリン酸を切り取りたい


畜産の餌ではいろいろと問題視されている成分。

うまく活用できれば物凄い効果を発揮するので、諸刃の刃みたいなもの。


こいつが測定されないとなると、



ここにあるリン酸は何だ?

ということになるけど、


それはおそらく、

家畜の飼料にたくさん入れるリンカルの残骸等だろう。

魚の骨を大地に挿す


現にカルシウムの測定値も高い状態となっている。


っていうけど、

カルシウムの測定の方でも測定できないカルシウムの形状があるんじゃないの?

ということで、


次はカルシウムの測定について見ていきたいと思う。


とりあえず、

どこぞの指導にある牛糞主体の土作りはやばい

もう、牛糞で土作りなんて止めようよ


土壌のバランスが崩れているのは一目瞭然。

何かか過剰になったら、他の何かに影響を与えるのは化学の常


話は反れたけど、

とりあえず牛糞主体の土作りをしている時は、

測定値以上にリン酸があると踏んで良いだろう。


次の記事

続・続・もう、牛糞で土作りなんて止めようよ


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