日本最大級の淡水魚の水族館がある琵琶湖博物館内で、
樹冠トレイルという森を上から眺められるようにぐるっと歩道が設置された個所ができた。
滋賀県立琵琶湖博物館 | びわ博(びわはく)は、湖にのぞむ、日本有数の総合博物館です。国内最大級の淡水の生き物の水族展示、また琵琶湖の地学・歴史・環境についての展示があります。
トレイルの歩道に囲まれた個所に
縄文時代や弥生時代の遺跡から発掘されたどんぐりを元に、
当時の森が再現されていて、
安全に森の中も探索できるようになっている。
そんな森の中で気になる木があった。
この写真が上から木の根元を見たもの
これが目線の高さ。
何の木であるか?名前を確認することを忘れた。
二枚目の写真には鮮やかな緑の葉が多いところ、
違った形状の葉も混じっている。
この木の何が気になるのか?
赤い矢印と丸で囲った個所にクズがいた。
おそらく4〜5mはあろうかの木のかなり上部でクズの葉を見た。
以前クズは河川敷での覇者だろうと記載したけれども、
森においてもかなりの有効な場所を押さえることが出来る草であった。
普段見えない視点で物事を見ると、
新たなものを見えるようになるものだ。
つる性の強さというものに前から意識していたけれども、
改めて見ると本当に凄い形質であることを実感する。