朝食で摂取したタンパクは何に使われるのか?の記事で、朝食でタンパク不足の傾向がありつつ、日中の活動でタンパクを必要とするので、朝食のタンパク不足は問題視しておいた方が良いという事で、朝食でタンパクを積極的に摂取していった方が良いという内容を記載した。


上記の内容に対して、記事の末尾で摂取したタンパクはどれ程の時間で消化され、消化されたタンパク(アミノ酸)はすぐに使用できるのだろうか?という疑問を投げかけた。

今回はタンパクの消化について見ていくことにする。


検索対象は朝食の定番である、


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二年ものの味噌を買った


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味噌に触れることにする。

味噌といえば、高タンパクのダイズをコウジカビの作用によって発酵させたもので、ダイズよりも消化しやすいアミノ酸(や小さなペプチド)が豊富に含まれている。


それでは早速検索をしてみると、第27回 食べ物の消化時 | 栄養士コラム | 同友会グループのページで管理栄養士の方が各々の食品の消化にかかる目安をまとめた表が記載されていた。

ただ、営利団体のサイト且つ引用元の記載が無いため、軽い参考程度に留めたい。


上記のページによると、味噌(味噌汁)は3時間以内と記載されており、意外なことに


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※写真は健康的に生きる上でカロテノイドが大事だから蓄積するのだろうから


未発酵食品の生卵よりも消化の時間を要することになっている。

※生卵の消化は2.5時間以内


味噌汁有りの朝食を午前7時にしたとして、味噌汁に含まれるアミノ酸が利用できるようになるのは大体午前10時辺りになるということか。

今回紹介したサイトは○時間以内という表記だったので、味噌汁の具として含まれる事が多いネギや油揚げも含めた平均と見て良いだろう。