油脂酵母とは何か?の記事で植物の茎等から得られるキシロースから脂質を合成する真菌について見てきた。
油脂酵母を培養する際にキシロースを添加したことでアセチルCoAの合成量が増える事により、脂肪酸の合成へとつながるそうだ。
アセチルCoAから脂肪酸の生合成に関しては脂肪酸の生合成の記事で
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アセチルCoAがくり返し付加されることでC2単位で炭素鎖が伸長する
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※羊土社 基礎から学ぶ植物代謝生化学 27ページより引用
という内容を触れたので、これ以上は触れないことにする。
次に気になる内容は、アセチルCoAをくり返し付加する時に活性化する酵素についてで、どのような補酵素を必要にしているか?になるだろうか。
脂肪酸の合成 - WikipediaにはNADPHを補酵素にしている酵素が複数あるので、NADPHが重要だとして話を進めることにしよう。

NADPHはニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸(nicotinamide adenine dinucleotide phosphate)の略で、電子の運搬に関与している補酵素である。
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸 - Wikipedia
油脂酵母がキシロースを得た時にこのNADPHも豊富にあれば脂肪酸の合成は活発になるはず。
※NADPHが活発にあるという表現が良いのかという自信はない。
では、資材の投入でNADPHの量を増やすことは可能なのだろうか?




