キシロースとは何だろうという記事でキシロースという糖について見てきた。
キシロースとはヘミセルロースに含まれるキシランが断片化することで得られる糖を指す。
何故キシロースが気になっているのか?というと、油脂酵母について調べていたらキシロースという名が挙がっていた事による。
油脂酵母に関して何故気になっているのか?については一旦置いといて、油脂酵母とは何か?について触れていくことにする。
先程挙げた油性酵母とは異なるが、滋賀県の土壌から新種の油脂酵母2種を発見―日本の土壌微生物の可能性を開拓― | 京都大学で油脂酵母に関する説明があったのでそれを引用すると、
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微生物の一種である酵母には、糖を油脂に変換することができるものが存在します。それらは、油脂酵母と呼ばれています。酵母は、稲わらのような非可食バイオマスを分解した糖を原料とすることが可能なため、持続可能な油脂生産技術への応用が期待されています。
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※滋賀県の土壌から新種の油脂酵母2種を発見―日本の土壌微生物の可能性を開拓― | 京都大学より引用
非可食バイオマス由来の糖から油脂を合成する酵母の総称ということになっている。
この内容を踏まえた上で、冒頭で記載した論文の概要に記載されている内容について触れてみる。
saitozyma(サイトジマ)属の酵母において、キシロースが添加されつつ窒素源を制限した環境でATPクエン酸リアーゼの活性が増したという記載があった。
※ saitozymaは酵母と呼ばれているが、酵母という名称でイメージする子嚢菌とは異なり、キノコでよく見聞きする担子菌門の方の真菌になる
ATPクエン酸リアーゼとはクエン酸をATPとCoAにより開裂してアセチルCoA、オキサロ酢酸、ADPとリン酸を生成する反応を触媒する酵素になるそうだ。
G 脂肪酸と脂肪の生合成 - スタンダード生化学・口腔生化学 第3版 - 学建書院
※ CoAは補酵素Aを指す
アセチルCoAというのが重要になってくるのだけれども、話が長くなるのでここらで一旦止めておく。




