
技術顧問先の会社で開いているオンライン肥料教室で木酢液についての化学的な解説が欲しいという要望が挙がりまして調べてみることにした。
検索をしてみたら、母校で木酢液ではないが、木酢液に含まれる主成分で興味深い研究報告があったので、その内容を活用した話を紹介しようと思い資料作りを始めた。
興味深い話を記載する為にはいくつかステップを踏んで木酢液について触れていく必要があるので、今回の記事から木酢液について見ていくことにする。
はじめに木酢液の定義だけれども、木酢液は木材や竹等の植物原料を炭化して木炭や竹炭を製造する際に発生する煙の成分を冷却して得られた燻臭のする水溶液を指す。
木酢液の成分は
・水分:90%
・酢酸:5%
・フェノール類:50%
・その他アルコール等の化合物200種類程(アセトアルデヒドも含む)
フェノール類に含まれる化合物が気になるので検索をしてみたところ、

フェノール、

グアイアコール(メトキシフェノール)や

フルフラールといった化合物が含まれていた。
各種市販および自家製木酢液・竹酢液の 主要成分と抗菌活性 - 環動昆 Vol.15 No.2 (2004)

市販の食酢の酢酸の濃度が4.2〜4.5%あたりなので、木酢液は食酢にフェノール類が加わっているというイメージになるだろうか。
お酢の種類│お酢を知ろう!│ミツカングループ商品・メニューサイト
とりあえず、今回は成分を見てきたので、次に気になるところは酢酸の殺菌性といったところだろうか。
酢酸の殺菌性を気にする理由は木酢液の用途が殺菌になるから。



