22227507_s


活性炭とは何だろう?の記事で、活性炭の製造方法のうち物理法について見てきた。

今回は化学法について見ていくことにする。


前回の記事で化学法は塩化亜鉛等の薬品を使って処理した上で加熱ということだったので、塩化亜鉛の処理をすると何が良いのか?を調べてみることにする。




先に酸化亜鉛について触れておく。

塩化亜鉛はZnCl2の塩化物になる。

塩化亜鉛 - Wikipedia


この内容を踏まえて化学法(薬品賦活法)について触れていくことにする。

活性炭素について|siyaku blog|試薬-富士フイルム和光純薬にわかりやすい記載があったのでこのページを参考にして話を進める。


活性炭の製造の加熱時に塩化亜鉛を加える理由は、酸化亜鉛の持つ脱水力にあるようで、活性炭の材料から水を引き離すことによって、通常(700〜1000℃)の温度帯よりも低温帯(500〜700℃)で加熱しても高温炭化で形成されるような孔ができるようだ。


上記の温度帯はバイオ炭を作る上で中温炭化の温度帯になっているので、保水性(-OH)や保肥力(-COOH)に関与する官能基が残っている可能性がありつつ、高温炭化の特徴の多孔質も実現している。

活性炭|【合成・材料】製品情報|試薬-富士フイルム和光純薬によると塩化亜鉛で処理した方が予想通りpHが低めになっている。




次に気になるのが、化学法で産生された活性炭に亜鉛が残っているのか?あたりだろうか。

薬用炭「日医工」- 医薬情報QLifeProで炭の機能評価で亜鉛の混濁についての記載があるので、亜鉛が混濁している炭があるものもありそうだ。


この時の形状は塩化亜鉛か酸化亜鉛(ZnO)のどちらかになるのかな?

酸化亜鉛 - Wikipedia


ところで、塩化亜鉛を用いて製造されたバイオ炭は一般家庭で購入することはできるのかな?