
ミズゴケが合成するスファグナンとは何だろう?の記事で、ミズゴケの主成分のスファグナンについて触れた。
スファグナンはウロン酸というカルボン酸のような糖が分枝状に繋がることでできたペクチンのようなものになる。
ここでふと気になるのが、ミズゴケはコケ類の植物であるためリグニンは合成できなかったような気がして、

写真:プランター栽培の元肥でEFポリマーを加えたらヨトウの被害が減ったのは何故?の記事より
それだったらミズゴケからできたピートモスはもっとペクチンが主原料となったEFポリマーのような形状になるのではないかと。
ここらへんはどうやって辿っていったら良いのだろう?ととりあえず検索をしてみたら、ミズゴケが作る酸性物質について | みんなのひろば | 日本植物生理学会にたどり着き、
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ミズゴケに含まれる、フェノール性化合物は、多くの細菌種の生育を妨げるという報告もあります
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という文面を見かけた。
ミズゴケが合成するフェノール性化合物とは何なのだろう?
スファグナム酸(Sphagnum acid)という化合物名を見かけた。
スファグナムがミズゴケという意味なので、ミズゴケが分泌する酸なのだろうと予想して検索をしてみたら、

構造式出典:PubChem (CID: 5281795)
フェノール性ヒドロキシ基が1つとカルボキシ基が2つあるフェノール性化合物であった。
pHを下げる要因が3箇所もあるので、ミズゴケ由来のピートモスのpHが低くなるのがイメージしやすくなった。
あとは今まで挙げてきたスファグナンとスファグナム酸がピートモスの形成時にどのように関わり合っていくのかが気になるところかな。



