前回の記事でホウレンソウには葉酸が多いという記載をした。
葉酸は別名ビタミンB9として扱われている水溶性のビタミンの一種である。
さっそく、葉酸について調べてみると、
/***************************************************/
葉酸とは、狭義にはプテロイルモノグルタミン酸を指すが、広義には補酵素型、すなわち、還元型、一炭素単位置換型及びこれらのポリグルタミン酸型も含む総称名である
/***************************************************/
先にプテロイルモノグルタミン酸を見てみると、
図:葉酸 - 厚生労働省より引用
葉酸の化学構造は,N-ヘテロ環のプテリンとp-アミノ安息香酸からなるプテロイン酸に1-7 個のグルタミン酸が結合したプテロイル(ポリ)グルタミン酸となっている。
引用:葉酸 | 公益社団法人ビタミン・バイオファクター協会の1ページ目
冒頭の葉酸の説明にポリグルタミン酸型も含むと記載されていることから、
納豆にも葉酸が豊富に含まれているだろうと調べてみたら、
案の定、納豆も葉酸を豊富に含む食材として扱われていた。
葉酸の働きはざっくりと書くと、
一部のアミノ酸の合成やビタミンB12と協働してDNAで使用されるTTP(チミン)の合成に関与する補酵素である。
葉酸の働きは人体や植物問わずおそらく共通だろう。
葉酸と合わせて働くビタミンB12についても知る必要があるな。
関連記事