鹿児島中央で肥料関係者向け勉強会で施肥設計の話をしましたの勉強会の後、
急いで鹿児島中央から港に向かい、
フェリーに乗船して、
桜島へ向かった。
桜島に行った目的はもちろん、
中学生の頃や農学で必ずといって良い程話題に挙がるシラス台地をこの目で見てみたかったから。
シラスはガラス質という事できっとキラキラしているのだろうな?とか、
白や無色の土主体だろうとある知識を振り絞って色々なことを想像していた。
最近、火山について勉強していて、
桜島はブルカノ式火山(粘性がそころそ高く、溶岩が固まって形成される火成岩には二酸化ケイ素が多い)であるため、
周辺の石は安山岩や火山灰由来の凝灰岩になるはず。
※ブルカノ式火山は時々非常に激しい爆発を起こし、火山灰を噴出する
安山岩由来の石は赤土になるし、火山灰はもっと黒いからイメージしているシラスとは異なっているっぽい気もしていた。
なんてことを思いながら上陸してみると、
早速火山が堆積している場所があった。
道端に落ちている石は黒っぽい。
桜島は粘性が高い火山なので、ごつごつとした石が多い。
玄武岩質的な火山とは違うね。
で、しばらく歩いてみると、
あれ?
土が黒い…
だけどよくよく見てみると、所々がキラキラしている。
接写でこの土を撮影してみると、
白い鉱物が結構な割合で含まれている。
接写で見たら確かにガラス質と言える。
ガラス質は無色なため離れて見てみると、
無色の鉱物が後ろの黒っぽい鉱物を写し、
全体的に黒っぽい土として見えるようになるのかな?
なんて思ったけど、
そもそも桜島の火山灰が堆積している場所はシラスではなかった。
追記
シラス台地として挙げられる白い台地は時間の都合上行くことができませんでした。
近いうちに拝みに行けるだろうか…