南アルプス(中央構造線エリア)ジオパーク・大鹿村中央構造線博物館にて、
火山ができる場所について教えていただいた。
日本においての火山の形成は
大陸のプレートと海のプレートがぶつかり、
海のプレートが沈み込んだところにマグマだまりができるのだけれども、
このマグマだまりが形成される位置というものが大体決まっていて、
プレートの沈み込み(海溝)からの距離に規則性があるとのこと。
(株式会社誠文堂新光社 / 年代で見る 日本の地質と地形 12ページより引用)
ここに海溝が書かれた地図がある。
南海トラフも海溝である。
この地図に対して火山のある場所の地図を見てみると、
(株式会社誠文堂新光社 / 年代で見る 日本の地質と地形 16ページより引用)
確かに海溝に沿って火山が多い状態になっている。
この地図では見えにくいけれども、兵庫、鳥取や島根辺りにも火山があることになっている。
京都の夜久野高原にあった宝山。
これは南海トラフの影響を受けた山ということなのだろうな。
地図で見るとこの辺り。