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カテゴリー : 道端/page-1

 

ヤブガラシとスズメバチ

近所の公園で自転車を停めているところで、最近やたらとスズメバチが増えている事に気がついた。何故かと思ったら、ガードレールにヤブガラシの群生ができていて、それが開花を始めていたから。ヤブガラシと言えば、ハエとか以外にスズメバチやアシナガバチも花にやってくるといういうことで有名らしい。ちょっと風変わりなヤブガラシの訪花昆虫 - 株式会社バイオームガードレールの内側は畑になっていて、その畑にはヤブガラシがたくさん自生してい...

 

草むらにサトイモの葉が数枚

草むらの中でサトイモの大きな葉が目立っていたので撮影した。この場所をもっと遠くから見ると、刈草や野菜くずを野積みしているところのようで、サトイモの葉がところどころで展開しているのが見えたけれども、冒頭の写真の所が一番目立っていた。写真の箇所以外のところのサトイモの葉は周辺の草の勢いに負けていて、薄っすらとしか見えない状態になっていた。これを見て思う。サトイモは他の草が生える前に茂ってしまえば、周辺の草に負ける事はないけれども、サトイモの勢いが弱かったら速攻で埋もれてしまう...

 

7月上旬に咲く花を知りたい

ガクアジサイの集合花にミツバチがやってきたの記事でアジサイの花の前で待っていたら、ミツバチがやってきた内容を記載した。スダジイの花に誘われての記事等でミツバチの蜜源について記載しているわけだけれども、次の蜜源は何か?という事をよく意識するようになった。※アジサイであれば、アジサイが枯れたら、次にたくさんの蜜が採取できる花は何か?アジサイの時期が終わると、本格的な夏到来で(個人的なイメージとして)あまり花を見かけなくなる。採蜜をしている方にとって7月は重要な季節であるような気が...

 

とある花の花弁のギザギザが気になって調べてみたら

小川の横を歩いていたら、花弁のギザギザが多く見える花が気になった。周辺で同一種だと思われるものを探してみたら、こんな感じで、何故上の写真の方でギザギザが多いと思ってしまったのだろうと考えたがよくわからず。とりあえずこの話はここまでにしておいて、この花の名前を調べる事にした。写真は少しボケているが、葉は上の写真のように細葉で先端付近が太くなって、先端で細くなっている。これは倒披針形(とうひしんけい)だと判断して探してみたところ、キク科のオオキンケイギクと...

 

川すれすれを攻めるアジサイ

舗装された小川のところにいるアジサイが気になった。上の写真で気になったのは写真の上の方のアジサイではなく、川すれすれの方のアジサイだ。川すれすれのところに誰もタネをまかないだろうから、これはこぼれダネが発芽したものか?おそらく上のアジサイからのこぼれダネなのだろうけれども、川すれすれのところの壁にうまく引っかかったなと。こうやってギリギリのところを攻めて、生息範囲を広げていくのだと感心した。違うかもしれないけれども…

 

アントシアニンをたくさん溜め込んだカタバミが旺盛

梅雨の季節に入り、あちらこしらでアジサイの開花が目に付く。上の写真でもっと目に付いた箇所がある。それは、アジサイの根元で繁茂しているカタバミだ。このカタバミをよく見てみると、生育は苦戦していそうだ。このカタバミは冒頭のアジサイの株の左下にいたのだけれども、右下の方にアントシアニンびっしりの葉が展開していているカタバミらしき草がある。こちらはぼちぼち順調そうだ。これは葉にアントシアニンびっしり蓄えた方が丈夫...

 

アレチヌスビトハギの根は強靭だ

劣悪環境では草たちは力を合わせて攻めるのか?までの記事で、植物にとって劣悪な環境でアレチヌスビトハギがしれっと成長しているのは何故だろう?という話題を記載した。アレチヌスビトハギには強靭な根があって、金属系の養分を溶脱させて吸収しているというけれども、どれ程強靭な根なのか?が気になった。写真の場所は土が硬すぎて株を綺麗に抜くことができないので、比較的柔らかめ(畑と比較したら圧倒的に硬い)の場所を探して丁寧に抜いてみた。根が途中で切れてしまったけれども、地上部に対し...

 

そのシロツメグサは綺麗だ

苔が生える壁の前で生きるシロツメグサが目に付いた。佇まいがなんとも言えない美しさを醸し出しているのだけれども、何が要因なのだろう?葉の重なり合わなさかな?壁際で狭い空間でありながら、新しい(上)の葉が古い(下)の葉を覆わないように展開している事だろうか?シロツメグサの小葉にある模様が、上から見てほぼすべて覆われずに見えている。綺麗さに強さを感じる。

 

劣悪環境では草たちは力を合わせて攻めるのか?

一見、養分がないように見える土でもの記事で見たアレチヌスビトハギだけれども、考えれば考える程、この草たちはどうやって生きているのか?という疑問が湧いてくる。アレチヌスビトハギには強靭な根があるらしく、難溶性の成分であっても溶脱して養分を吸収できると。一見納得できそうな理由だけれども、この説明では全く納得できない。強靭な根が形成されるまでの養分はどうやって吸収するのだ?疑問は一旦置いといて、平日はほぼ毎日行っている人による撹拌がほとんど発生していない林床にて、 ...

 

葉は大きければ良いというわけではなさそうだと書いたけど

葉は大きければ良いというわけではなさそうだの記事でみたコメツブツメクサの群衆のすぐ近くに数はあまりないが、群衆自体の数は少ないが、アカツメグサ(ムラサキツメグサ:アカクローバ)とシロツメグサの群衆があった。この群衆は興味深いことに、シロクローバは上の写真の赤丸で囲ったところのみで、追いやられている。前述した通り、アカツメグサの群衆はあまり見かけないが、ある程度まとまると強いなと。アカツメグサは直根...

 

葉は大きければ良いというわけではなさそうだ

黄色い花の群衆に目がいった。何故この場所が気になったのか?といえば、(おそらくだけれども)コメツブツメクサの群衆の中のところどころにシロツメグサ(シロクローバ)がいたから。葉の大きさを比べると、シロツメグサの方がはるかに大きいけれども、シロツメグサの大きな葉がコメツブツメクサの小さな葉によって覆われて、有利でなくなっている。ここから葉が大きいからといって必ず優位になるということはないということが言える。余談だ...

 

池に浮いているカエルを見かけた

近所の人工的な池でカエルの鳴き声があまりにも大きかったので行ってみたら、でかいカエルが浮かびながら大きな声で鳴いていた。背中に明確な縦線が3本あるのでトノサマガエルだと思うけどどうだろう?この池のすぐ近くに緑地があるため、そこで冬眠をしていたのかな?水田が多い場所なので、元気なカエルを見かけるとなんか良い。関連記事カエルの変態は中干し有りの田では間に合うのか?

 

柱に巻き付けたとしても

今回はツタが壁を伝うの記事の続きで、ツタが壁に張り付いていた箇所の少し横に小さな葉を展開していたツル性の植物を見かけた。これはシダ植物のフサシダ科のカニクサか?全体的に小さいので判断が難しい。カニクサであれば先程ツル性の植物と記載したことは誤りで葉軸という器官が伸長して巻き付いている。幼木に巻き付いている植物はシダか?なんてことはここまでにしておいて、葉軸が柱に巻き付けたとしても、光合成できる器官の表面積が小さい為、周辺に草があ...

 

ナガミヒナゲシの株数が年々増えていないか?

道端の舗装された道と壁の間のちょっとした隙間にナガミヒナゲシの群衆がいる。街路樹の下でよく見かけるオレンジの小さな花年々、ナガミヒナゲシの株数が増えているように見えるけれども、実際のところはどうなのだろう?近所で家庭菜園をしている畑でナガミヒナゲシを放置しているところがあって、作物の間でナガミヒナゲシの花が咲いていて大変そうだ。ナガミヒナゲシを素手で触ると痒くなるんだよね。このまま増えていくと面倒くさい事になりそうだ。

 

大阪北部の高槻で今年もシロバナタンポポを見かけた

綺麗に展開したシロバナタンポポを見かけた。この場所は昨年のセイヨウタンポポが蔓延る草むらでシロバナタンポポを見かけたの記事で見かけた場所と同じところ。シロバナタンポポはWikipediaによると多年草であるらしいので、昨年見た株が花を咲かせたのか?シロバナタンポポ - Wikipedia個人的にはシロバナタンポポが増えてほしいなと心の中で応援しているのだけれども、生態系的に広がって良いのか?という事を判断しなければならないので、本当に応援して良いものか?と悩ましいところ。...

 

道端でアザミのロゼットを見かけた

道端でノアザミらしきロゼットを見かけた。ロゼットを探しに行く前にこのロゼットを見たら、2週間程前に沖縄の山原(ヤンバル)で見かけたシマアザミを思い出した。ヤンバルでシマアザミと出会う沖縄のシマアザミは開花する程大きいのに、私の住んでいる大阪北部のアザミはまだ小さく、開花する兆しもない。アザミは多年草なのでぱっと見では判断が難しいがこれ以上触れないが、沖縄が植物にとって成長しやすい環境なんだなとアザミを見ていて思った。

 

砂利を敷き詰めたところでアレチヌスビトハギ

砂利を敷き詰めた公園の土にアレチヌスビトハギらしき草が生えていた。葉の縁を赤くしながらも、しっかりと葉を展開しながら伸長していた。※小葉が細いヌスビトハギは外来種ヌスビトハギから涼を感じるこんなに枯れた所で養分はどうしているのだろうか?根に根粒菌が付いているか?を見ようとしたが、あまりに土が硬すぎて綺麗に根から抜けない。おそらく根粒菌は付いていないだろう。そんな環境でもしっかりと育つアレチヌスビトハギは緑肥に向いてそうなので、実際のところ緑肥と...

 

葉がねじれるイヌムギを見て、初春に生えるイネ科を考える

イヌムギの成長は早いなと常々思うの記事でイヌムギについて触れた。イヌムギといえば、そのねじれに秘密あり、な気がするの記事で、上の写真ではわかりにくいが、矢印のようにねじれが入り、葉の裏側が上を向いている事がある。どこで読んだか忘れたが、以前の自分が葉の裏表で葉緑体の数にあまり差がない原始的な葉だと記載していたので、それが正しいとして、あの記事から色々と知識を得た身として頭に浮かんだ事があった。葉緑体といえば、光合成を行う器官であるわけで、原始的...

 

イヌムギの成長は早いなと常々思う

イヌムギの花が咲いている。イネ科のイヌムギが開花しているのを見ると、春の訪れを感じる。イヌムギは初春にも関わらず、株が大きくなるからね。この手の特徴は緑肥に向いているのではないか?と思うことがあるのだけれども、実際のところはどうなのだろう?と調べてみた。イヌムギ / 国立環境研究所 侵入生物DBに拠ると、イヌムギは明治時代以前に牧草として日本にやってきた外来種であるらしい。牧草といえば、畑作に向いていない土壌で旺盛に育つ特徴が必須で、緑肥はそんな牧草の特徴にあやかった...

 

琉球石灰岩帯の森林にて、大きな単葉のシダと出会う

琉球石灰岩帯の森林にて、気根を生やす木と出会うの記事に引き続き、琉球石灰岩帯の森林の植生について触れる。大きな単葉のシダ植物が目に付いた。葉のあまりの大きさに驚いた。帰宅後に山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダを引っ張り出してきて、亜熱帯特集のコラムを読み直してみたら、チャセンシダ科のオオタニワタリという単葉のシダに似ていた。亜熱帯のシダは、昨今の温暖化により生息域を北上しているらしい。いずれは私が住んでいる...

 

サトウキビ畑横の用水路にて

島尻マージのサトウキビ畑の用水路で、琉球石灰岩が風化したら何になるのか?黒い塊がうようよと動いているのを見かけた。何だろうと近づいて見てみると、オタマジャクシだった。4月中旬で用水路の水でオタマジャクシがたくさんいることに驚いた。亜熱帯気候という日常と違う環境では驚きが一杯だ。ちなみにカタツムリの殻もたくさんあった。たくさんの生き物がいるのだなと実感した。

 

沖縄でタチアワユキセンダングサらしき草をよく見かけた

沖縄本島を移動していて、一番目に付いた草は何だろうと思い返してみると、圧倒的な個体数でキク科のセンダングサらしき草だろう。小さな小川でシロバナセンダングサらしき花を見かけた帰宅後に沖縄とセンダングサで検索をしてみたら、タチアワユキセンダングサという草がヒットした。外来植物が野生化して定着してしまった草らしく、サトウキビ畑の強害雑草であるらしい。タチアワユキセンダングサ - Wikipediaこの草は飼料や養蜂の蜜源として利用できるらしい...

 

ヤンバルでシマアザミと出会う

ヤンバルで緑色片岩と出会うの続きで、川で緑色片岩を探している時に、花が白い色をしたアザミと出会った。帰宅をしてから検索をしてみたら、在来種のシマアザミと名付けられているらしい。シマアザミ - 日本のアザミ:検索結果 標本・資料データベース :: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyoこのアザミは面白くて、葉の色が薄く肉厚で光沢がある。アザミのロゼットは美し...

 

カラスノエンドウたちの協力

ツツジらしき低木の間からカラスノエンドウの記事の続き。ツツジらしき低木の枝葉の隙間からカラスノエンドウが伸びてきて花を咲かせていた。低木の枝葉から伸長したツルが、そのまま直立するのはすごいなと思った。上の株ではないが、いろんなカラスノエンドウを見てみると、※上の写真はツツジではない低木 おそらくシャリンバイ目線あたりにたくさんの花を咲かせる低木の名は何だ?お互いの株の葉から発生している巻き髭が巻付き合って、お互いの株を支...

 

ツツジらしき低木の間からカラスノエンドウ

ツツジらしき低木の枝葉の間からカラスノエンドウが伸長して花を咲かせている事に気が付いた。おそらくだけれども、ツツジが新葉を出す前にはこのカラスノエンドウは結実して一生を終えるのだろう。カラスノエンドウはマメ科で根粒菌と共生するだろうから、土壌に何らかの良い影響を与え、しかも早い時期に枯れるのでツツジとはおそらく競合しない。カラスノエンドウにとっては冬場の寒い時期にツツジに守られて寒波から逃れる事ができただろうし、これこそカラスノエンドウにとってのニッチなのかな...

 

あまりにも綺麗だったから

とある山道を歩いていたら見かけたロゼット。ロゼットを探しに行く前にあまりにも綺麗だったから撮影した。何が綺麗かって?葉には損傷や欠乏症らしきものがないほぼ状態はもちろんの事、真上から見て、大体の葉表面が見えていること。茎が短く、葉柄の付け根は隣接しているのに、上の葉が下の葉をほぼ覆わないとか長い進化の過程から生まれた芸術だろう。人や車が頻繁に行き交う道で、こんなにも綺麗なロゼットの展開はなかなか見かけないような気がする。ところでこの草の名は何だ? ...

 

アワダチソウらしき草の根元のカラスノエンドウたち

とある農道の畦道にて、アワダチソウらしき草がいたであろう群衆があった。いたであろうと書いたけれども、アワダチソウは多年草だったはずなので、地下に栄養を蓄えた根が残っているのだろうなと。そんな群衆で根元にはカラスノエンドウの群衆が旺盛に伸長していた。カラスノエンドウのツルがアワダチソウらしき草の茎に巻き付いていた。なんて話はここまでにしておいて、冒頭の群衆から左側に目を向けてみると、脱色しきっていないアワダチソウらしき草の群衆があ...

 

カラスノエンドウたちの巻き付き

とある農道の畦道にて、昨年の夏のエノコロと現在進行形で伸長しているカラスノエンドウがいた。テントウムシ探しカラスノエンドウはすでに枯死したエノコロの葉や茎に巻き付いて周辺の草よりも優位に伸長している。と思いきや、以前巻き付いたであろう巻きひげが自身の伸長を妨げていた。不要になった巻きひげが解ける仕組みがあったら、更に伸長するのだろうけれども、巻き付き続ける事に何か意味があるのかな?

 

テントウムシ探し

早朝にテントウムシを探したいという事になったので、テントウムシが集まっていそうな場所を考えて行ってみることにした。テントウムシといえば、アブラムシを捕食する昆虫だ。今の時期のアブラムシといえば、マメ科のカラスノエンドウによく集まっている。そこらのカラスノエンドウではなくて、牛糞を多用して不調になった畑に生えている徒長気味のカラスノエンドウにたくさん集まっている。畑に入ってテントウムシ探しはできないので、道路までツルが伸びている所が望ましい。...

 

舗装された道路のヒビに入り込め

舗装された道で上の写真の草が目に付いた。一見、一株の草に見えるけれども、ざっと見、4種類の草が生えていた。詳しく見たら、もっと多いかもしれない。舗装された道路の隙間といった狭い空間で、こうもひしめき合うよう生える草は何とも力強いなと思うわけです。これらの草は競合しているのか?共生しているのか?どっちなんだろうな。

 

タンポポ達の開花事情

春の陽気が近づいてきていると感じるある朝のこといつも通っている農道の畦でタンポポの花を探した。上の写真では右上に数個の花と左下で一つの花を咲かせようとしていた。右上というのが、これで、すでに花を咲かせ、2個の集合花は結実をしてタネを飛ばしてしまっている。詳細は見ないが、これらの花はすべて萼片が反っているので、セイヨウタンポポだと見て良いだろう。タンポポを見続ける日々一方、これから花を咲かせる方は、萼片が反...

 

冬期に体内で蓄積する老廃物とは何か?

暖かい日が増えてきて、道端でアブラナ科の黄色い花を見かけるようになった。黄色い花を見て連想するのが、初春の菜の花を摂取すると、巷で言われる冬期に体内に蓄積された老廃物を除去するということ。以前、イソチオシアネートの健康効果を探るの記事で、アブラナ科の作物に含まれる硫黄化合物であるイソチオシアネートがそれに当たるらしく、体内の活性酸素の発生の抑制の役割を持つとされる。ただ、この説明だけでは、冬期に蓄積された老廃物の除去に話をつなげるのは難しい。というわけで、老廃...

 

落ち葉の下にいた草たちが活気付く

暖かくなり始めた時期の褐色の落ち葉の隙間から緑色の葉が増えていくのを見るのは良いね。冬の寒い時期にもこの場にいたのだけれども、暖かくなり始めた事に何となく目立ってくる。この先、他の株達の活気付き、落ち葉を覆うようにして葉を展開して、落ち葉が目立たなくなっていくのだろうなと。

 

地際に咲くタンポポの花たち

3月になり、春の訪れを感じる暖かさになってきた。そんな中、頻繁に草刈りがされている場所に目を向けると、地際でセイヨウタンポポらしき花を見かける。花茎が短く、周辺に葉らしきものを見られない。よくよく見ると、小さな葉が数枚ある程度で、葉の色も紫色で光合成ができるとは思えない。そんな状態にも関わらず、立派な花を咲かせているので、この花は昨年の秋までに根に溜め込んだ養分に拠るものなのだろう。おそらくこのまま結実まで行う事ができるので、根に溜め込んだ栄養...

 

マメ科の草たちが寄せ合って寒さを凌いでいるように見える

2月の寒い時期の道端で、夏草(エノコロ等)の枯れ草を見ると気になることがある。ここらへんのうっすら緑色が見えるところで、マメ科の草が勢い付き始めているのを見ると、後数週間で心地よい暖かさの日が訪れるのだろうなと。こんなことを毎年書いているけれども、その都度思うのが、これらのマメ科の草の耐寒性はすごいなと。この耐寒性の要因は何なのだろうな?

 

低木の根元にマツの若木

近所の山を行き、展望台に到着した時に高さを管理された低木を見かけた。名札が立っていたけれども、メモするのを忘れてこの木の名前はわからない。この木だけれども、よく見るとマツの若木が生えていた。もし、ここの展望台を管理している人がこの若木を切らずに放置をしたら、数年後には周りの低木の背丈を抜かすだろう。高校生物レベルの教科書ではマツは森林形成において序盤に生える木扱いなので、ここはまさに林の成り始めということか。関連記事山を一部...

 

ナズナが寒空の下で結実する

田の端でアブラナ科のナズナを見かけた。ナズナといえば春の七草のひとつだけれども、これから寒くなる時期なのに開花して、結実もしてる。稲の収穫後に速攻で発芽して、おそらく稲作の残りの養分を使って速攻で伸長して、寒くなったから子孫を残すという意味合いで開花のスイッチが入ったといったところか。生を全うした感があって良いなと感じつつ、昨年も同じようなことを思ったなと、感受性はあまり変わんないなとしみじみ思う。稲作収穫後から冬までの短い期間で生を全うするナ...

 

土の塊を多方向から攻める

稲作後のレンゲが播種されている田にて、荒起こしにより大きな土の塊があり、草の生え方が疎らになっている箇所がある。と思いきや、よくよく見てみると、塊の壁面から発芽している草がある。荒起こしでなければ、種子が地中深くに埋没して発芽しなかったであろう草なのだけれども、荒起こしによって種子が土表面に位置することになって発芽する事が出来た。塊に対して上と側面から草が根を伸ばすことによって、いずれは砕かれて細かくなるのだろう。荒起こしは物理性の改善において...

 

ある急激に寒くなった日の日当たりの良い平地にて

日当たりは良いけれども、風抑えがない平地にて、キク科のヨモギらしき草とマメ科のシロクローバらしき草が共存していた。どちらの草もよくよく見てみると、ヨモギらしき草の葉は赤くなり、シロクローバの葉は綺麗な緑のままであった。撮影した日は急激に寒くなった日。ヨモギらしき草の葉の赤色は寒さ対策で光合成を落とす為だろうけれども、ヨモギには寒いところに強いというイメージがあり、それでも葉を赤くする程急激に寒くなったのかと。葉でアントシアニンを...

 

小さな小川でシロバナセンダングサらしき花を見かけた

近所の小川で気になる花がある。その花というが、※うまく撮影できなかったので素材サイトから中心がコセンダングサの花のような形状で周りに白い花が展開している集合花だ。おそらくこの花はキク科のシロバナセンダングサではないかと当たりを付けている。何故この花が気になっているのか?といえば、この花が咲いている周辺を見渡しても、この花はほとんど咲いておらず、似たような植物で周辺にいるのが、白い花がほぼないか、白い花がちょっとだけ見えて...

 

町中にはいろんなセンダングサがいるものだ

以前水田があったであろう道の横にある用水路でセンダングサらしき草を見かけた。センダングサなんてよく見かけるでしょと思うところ、いつものコセンダングサとは異なる形状だったので記録として写真を撮っておいた。シロバナセンダングサいつものセンダングサと形状が異なるというのは、萼片といって良いのかはわからないが、頭状花を包む萼片らしき組織が大きい。これこそがおそらくアメリカセンダングサなのだろう。アメリカセンダングサの説明を読んだら、先程萼片と表現した組織は総苞...

 

林縁にてアベマキらしき幼木たちを見かけた

時々人の手が加わっている林縁の日がよく当たるところにて、赤丸で囲った箇所にブナ科のアベマキだと思われる幼木がたくさん自生していた。ここは時々草刈りしている人を見かけるけれども、人為的に木を植える場所ではないので、ここで発芽した木になるだろう。このままこの木を刈り倒さなければ、林縁にアベマキの群生が形成されるだろう。こうやって森林ができていくのかと森林の始まりを感じた。森林の縁から木々の棲み分けを学ぶ林縁の外側の更に外側の更に先へ

 

木に巻き付いて伸長するクズ

ブナ科の大型のドングリを実らせるアベマキのようなクヌギのような木の幹で、クズが巻き付いていた。よく見る光景ではあるのだけれども、よくよく見ると、蔓が幹に何かを差し込んでいるようには見えず、ただただ幹を這うように伸長しているのが凄いなと。冒頭の写真を俯瞰してみると、木に巻き付いたクズは木の先端にまで伸長はできていないように見える。この木は落葉樹なので、冬に向けて葉を落としたらクズの葉は一気に太陽の光を受けられるようになるのだけれども、クズ自身...

 

開花できないアワダチソウたち

いつも通る河川敷。セイタカアワダチソウの群生の中で赤丸で囲った箇所で花が咲いていない。いつもの如く、ネナシカズラに寄生されていた。誰が最後に巻き付くか?ネナシカズラに寄生された株は養分を盗られて開花できなくなったのだろうけれども、何の養分がトリガーになったのだろうと考えさせられる。リンか亜鉛か?ネナシカズラからは様々な疑問が生じるものだ?亜鉛欠乏と植物のオートファジー

 

虫媒花のアワダチソウと風媒花のヨモギ

息子と毎日河川敷の草を見るのが日課になっている。河川敷というのは太陽(特に紫外線)や風の影響が強く、植物にとって過酷な環境であるという認識が日に日に強くなっているわけで、河川敷に集まってくる草は猛者ばかりだ。常に上流から鉱物由来の栄養が流れてくるので、根腐れの耐性を強くすれば養分取り放題といった、冒険者にとっての約束の地感もある。紫外線降り注ぐ川の堆積地にてそんな中冒頭の写真を改めて見てみると、一見セイタカアワダチソウの花が目立っているように見えるけれども、よくよ...

 

巻き付けるものを探さず上を目指す

倒木の隙間から何かが伸長している。なにかに巻き付く能力がありそうな株で、葉が5枚の小葉の複葉なのでアケビか?周辺の巻き付けるものを探すのではなく、上に伸長するのが草本のクズとは異なり、なんとも低木らしい。クズは花も産業利用できるらしい

 

誰が最後に巻き付くか?

河川敷の草むらで、写真中央のオレンジ色の箇所が気になった。このオレンジ色の箇所はネナシカズラなんだけれども、気になったのはネナシカズラが巻き付いている草になる。ネナシカズラがクズにちょっかいを出すその草というのが、エノコログサなんだけれども、下の方にクズの葉がある。グリーンモンスターこのエノコロはクズの蔓に巻き付かれた後にネナシカズラに巻き付かれている。ここにヤブガラシやアレチウリがいたら更にカオスだったのだろうけれ...

 

河川敷の草たちが層状に群生を形成している

とある河川敷を俯瞰してみて、上から順にクズの傾斜、イネ科のオギっぽい群生、クズとセイタカアワダチソウが競い合っている帯、オギっぽい群生が綺麗な層状になっていた。グリーンモンスターと呼ばれるクズは無双状態で繁茂すると思っていたけれども、層状になっていることから、ここにはクズの弱点というものがあるのかもしれない。グリーンモンスターちなみに一番手前のオギっぽい箇所は川の手前なので、川の堆積地の草々の記事で記載した通りで、クズには苦手な環境であるらしい。クズとセイタカアワダチソウ...

 

クズの葉の隙間からアワダチソウが花を咲かせる

河川敷の川ギリギリの箇所でセイタカアワダチソウの花が目立っている。目立っているのだけれども、よくよく見てみると、クズの葉の間から何とか花を咲かせている状態で、背高(セイタカ)にはなっていない。クズが覆いかぶさってくる中でこの草は何とか伸長して、最後の力を振り絞り、クズよりも少し高く伸長して花を咲かせたのだろうという努力が感じられる。相変わらずクズは強いなと思いつつ、そんな中のアワダチソウもタフだなと思う光景だった。アワダチソウの花に昆虫が集まるグリーンモン...

 

セイタカアワダチソウ、地表ギリギリで開花する

なにか変わったことはないかと下を見ながら歩いていたら目に付いた。これはセイタカアワダチソウではないか!背高(セイタカ)なのに周辺の地べたに展開する草よりちょっとだけ高い程度ではないか!ほとんど成長しなかったはずなのに、花は立派に展開している。背が低いにも関わらず、あまりにも目立っていたので思わず撮影してしまった。アワダチソウの花に昆虫が集まる


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