グルタミン酸の機能、再びの記事で植物性のアミノ酸肥料に多く含まれているグルタミン酸について見た。
グルタミン酸は他のアミノ酸を作るためのアミノ酸と、根から吸収した無機態窒素を速やかに無害な形にして窒素をプールするといった捉え方をしておくのが良さそうだというのが前回の記事の締めになる。
今回はグルタミン酸から合成されるアミノレブリン酸について見ていこう。
アミノレブリン酸自体はアミノレブリン酸のポテンシャルらへんの記事で見てきたが、今回は改めて。
アミノレブリン酸はグルタミン酸から合成される化合物で、

という形をしている。

これがグルタミン酸なのだけれども、これだけを見たらどのような反応でグルタミン酸からアミノレブリン酸になっているのかを想像するのは難しい。
途中端折るが、グルタミン酸の右側のカルボキシ基(-COOH)を還元して

グルタミン酸-1-セミアルデヒドにする。
グルタミン酸-1-セミアルデヒドのアルデヒド基の横の炭素に付与されているアミノ基(-NH2)を外して、アルデヒド基(-CHO)にアミノ基(-NH2)を付与することでアミノレブリン酸にするといったところか。
アミノ基があった箇所に酸素が付いてケトンになっているが、アミノ基を外す時に加水分解した時に酸素が付与されて、外れたアミノ基が端のアルデヒド基に付与されたといったところか。
この反応ではヘムというものが関与していて、そうなるとNADPHの還元力を利用している事になる。
アミノレブリン酸という肥料があるが、それを施肥することでNADPHの還元力を節約でき、この還元力を他の箇所で使うことができるようになるといったことが考えられる。



