緑肥の事を改めて話す事になり、緑肥関連の内容を整理することにした。

緑肥といえば発根量が重要である為、根に関する理解を深める必要がある。


とりあえず、近所の公園の砂場(真砂土)に生えているイネ科の草の根がわかりやすいので抜いてきた。

一見、養分がないように見える土でも


その根というのが、


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これ。


接写でマジマジと見てみると、


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ガラスっぽい小石がたくさん付いている。

この透明な石は石英だろう。

造岩鉱物の理解を深めるためにケイ酸についてを学ぶ


石英は安定した鉱物になるため、石英が何かを引き付けるといった力はない。

であれば、植物の根の方が何らかの手段で石英を引き付けていることになる。




植物の根からはムシゲルという粘着物質を分泌している。

おそらくだけれども、このムシゲルが根と石英を接着しているのだろう。

ムシゲル - Wikipedia


ムシゲルは当たり前過ぎて今まで触れてこなかったのだけれども、緑肥の理解を深める上で重要なので、ムシゲルについて丁寧に見ていくことにする。