味ユコウ香りユズの記事で、香りユズ、酸味スダチ、味ユコウの徳島三大香酸カンキツのうちの2つに触れた。


であれば、


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酸味スダチも触れておいた方が良いので、今回はスダチについて見てみる。




徳島三大香酸カンキツのうち、スダチの果皮だけが緑色になっている。

これは酸味であるクエン酸が多い状態が果皮が色づいていない未熟状態である為で、熟す前に収穫するから緑色となる。


ちなみにスダチが熟すとどうなるのだろう?と気になったので検索をしてみたら、黄色く色付くすだちについて | すだちのいろはで熟したスダチの果実の紹介があり、ユズのような果皮の色であった。


であれば、ユズ等も早採りすればスダチのようにクエン酸が多いのではないか?と思うかもしれないが、おそらくスダチが最も多くクエン酸を蓄積する種なのだろう。


特集2 香酸かんきつ(1):農林水産省に拠ると、香酸カンキツの各種の100g当たりのクエン酸量を見ると、スダチはレモンよりもクエン酸が多く含まれている事になっている。


こんなにクエン酸を溜め込むと、熟したときもクエン酸がたくさん残っていそうだけれども、スダチはナツミカンのように長い時間をかけて熟すカンキツになるのかな?

ナツミカンとは何か?


ユズもスダチも熟すのは10月あたりらしいので、ナツミカンのように長い時間をかけて熟すではなさそうだ。