
DIMBOAからMBOAへの記事まででイヌビエのアレロパシー物質であるDIMBOAの作用を整理していたら、ふとイヌビエの繁茂を放置していたらヤバいのでは?と頭に浮かんだ。
幸運な事に田の物理性を改善した事によって、イヌビエが生えなくなったという事例があるので、対処法のアタリは付いている。
何故そう思ったのか?というと、

イヌビエのアレロパシー物質のDIMBOAが鉄をキレートしつつ、自然環境下でギ酸を放出しつつMBOAへ変わるということだ。
ギ酸になることで、田の土に含まれる粘土鉱物の(化学)風化が早まり鉄が溶脱する。
この鉄をDIMBOAが捉えるという流れになるのだけれども、この現象こそが田の土の劣化を早めていることになる。
イヌムギは稲作の作業の様々な局面で厄介な存在なので除草作業は頻繁に行われているが、

大規模稲作ではおそらくだけれども除草作業は行われていない。
せめて、イヌムギによって早まった土壌の劣化のケアの方法は確立しておく必要がありそうだ。
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