
今日の話題に適した写真がないので、通常(?)の木酢液の写真を載せたのだけれども、おすすめの木酢液の話題で綺麗な赤褐色の木酢液を挙げていた方がいた。
その木酢液というのが針葉樹を原料としたものだ。
木酢液「木紅木キクノール」500ml・木酢液・オーガニックガーデンなら【木紅木(きくもく)】
針葉樹を主の原料にしたからだけではなく、製品づくりの手法も関係しているだろうけれども、何の要因によりこんなにも綺麗な色になるのだろうか。
非常に気になるので、考えてみることにした。
とその前に木酢液を購入するに当たって注意すべき点があるか?という話題が挙がったので、その内容について触れておく。
炭焼き職人に聞いた、木酢液作りで意識していることの記事で触れた内容を参考にすると、木酢液で避けるべき要素はタールであり、このタールは浮くもの(軽質油)と粘り気のあるもの(重質油)があるようで、これらをトータルで考えると、静置した時に溶液の上から下までサラサラが均一であるものが適している適していることになる。
この時、溶液の色が黄色であるか、褐色化しているかは特に気にしなくて良いはず。
気にしなくて良い理由として、木酢液の主成分の1つであるフェノール類は重合することで褐色化するが、これはタールではないから。
先日木酢液について教えていただいた炭焼き職人の方はクヌギ等の落葉広葉樹を主原料としていた。
一方、今回の話題は針葉樹の何かでこの広葉樹と針葉樹の木の違いを考えてみて真っ先に思い浮かぶのが精油成分の有無だろう。
針葉樹はおそらく生活に関わる用途の材木の木になる且つ近年あまり用いられなくなったという木だろうからスギやマツになると思う。
スギだと仮定して話を進めると、

セドロールや

フェルギノールがあるそうだ。
心材物質フェルギノールの蓄積と心材の水分布との関係が明らかに - 森林総合研究所 平成20年版 研究成果選集
ただ、これらの化合物は炭化の際に炭の主成分である不定形炭素にそのまま組み込まれるような気がするので、今回の主題の溶液の褐色化の要因にならないような気がする。
では見るべきは広葉樹と針葉樹のヘミセルロースやリグニンの構造の違いあたりになるのかな。
これは次回以降の記事で見ていくことにする。



