
メルマガで葉面散布のキレート剤としてグリシンに注目しているという内容を記載した。
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キレート剤としてのグリシンは構造がとても小さく、pHが中性域でグリシンと金属で構成される錯体の電荷が中性になり、この特徴が葉面散布にとって都合が良いそうだ。
グリシンをキレート剤として用いて葉面散布を行えば、葉内ではグリシンの濃度が高まっていくわけで、グリシンがどのようなものに利用されているのかを把握しておく必要があると思った。
というわけでグリシンの合成や利用について見ていくことにする。
グリシンの合成について検索をしてみたら、国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所/CO2を放出する代謝、光呼吸:裸子植物と被子植物で異なる仕組みにたどり着いたので、このページの内容を要約してみると、
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光合成で生じたホスホグリコール酸をもとに、ペルオキシソームでグリシンが合成され、それがミトコンドリアに移動してセリンに変換される
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になるが、まだいくつか分からないことがあるので、順に見ていく。
とりあえずこの反応の全体の流れを光呼吸と呼ぶ。
光呼吸を大雑把に表現すると、酸素を消費して二酸化炭素を排出する反応になる。
葉緑体にホスホグリコール酸があると、光合成に関与する酵素の阻害剤になるようで、ペルオキシソームに移動して無害なグリシンの形にするようだ。
※ペルオキシソームは細胞内で生成された化合物を酸化する器官になる。
とりあえず今回わかった事は、光合成を阻害する成分を除去したものがグリシンで、

アミノ酸のセリンの合成に利用される。
ちなみにセリンだけれども、側鎖(グリシンであれば水素のH)にヒドロキシメチル基(-CH2-OH)が付いたもので、ヒドロキシメチル基がある分、セリンはグリシンより若干水に溶けやすくなっているはず。
セリンはグリシンと同じ二座配位子のキレート剤として働くはず。



