
グリシンベタインとは?という記事で、グリシンベタイン(以後ベタイン)ことトリメチルグリシンについて触れた。
ベタインが葉にあることで、水を保持するオスモライトの効果があり乾燥に強くなるといった効果が期待できるようだ。
ベタインだけれども、これは作物全般で日常的に合成されているのか気になったので、検索をしてみたところ、てん菜を原料とした機能性素材|農畜産業振興機構でイネ科の麦類やホウレンソウといった植物名を挙げているので、大半の作物で合成されているわけではなさそうだ。
次に気になることして、ベタインを合成できない作物に葉面散布や灌注(かんちゅう)施肥で与えた場合に効果はあるのか?だけれども、ベタイン系の肥料の使用方法で様々な作物名の記載があったので効果があるという認識で良いだろう。
最後に気になることとして、作物と共生する内生菌でベタインを合成できる菌はいるのか?といったところだろうか。
ベタインを合成できる内生菌がいれば、

EFポリマーで多様性を増強すれば耐乾性が強化される可能性が有り得る。
この報告は森で採取したトリコデルマ属の菌を作物の病原菌に対しての生物農薬に成り得るか?という内容になっているが、採取した菌から作物の成長促進に関わりそうな化合物の記載もある。
成長促進に関わりそうな化合物の表にグリシンベタインの記載があった。
森で採取したトリコデルマは木の内生菌であるため、作物の内生菌になる可能性はある。
土の生物性が高まることで夏場の猛暑を乗り越えられそうな知見がまた一つ増えた。



