
赤玉の卵の殻には葉緑素やヘモグロビンの前駆体であるプロトポルフェリンⅨという色素が付着しているということを散々書いてきた。
白玉の卵の殻もあるけれど、わざわざ大事な成分を使って着色しているんだ。
何かしらの良い効果があるだろうと以前調べたことがある。
覚えている範囲だけど、この色素には大きく二つの意味があると考えられている。
それは、
・保護色としての色素
・殺菌作用
白玉よりも赤玉の方が、地面にある時に景色と馴染んで他の生物に発見されにくくなる。
そのために茶色い色を着色しているだろうと。
もう一点の殺菌作用
プロトポルフェリンⅨは特定の波長の光を吸収すると、活性酸素(一重項酸素)を発生させる。
一重項酸素は簡単に言うと、超がつくほど電子を欲しがっている状態の酸素のことで、周辺の様々なものを酸化させてしまう
生物が生きる上で電子というのがとても大事で、どの生物も電子を欲しがっているという前提を基に考えると、

赤玉卵の殻の表面に菌がいたとして、殻表面に光が当たると活性酸素が発生する。
その活性酸素が表面の菌を酸化させると、当然ながらその菌は死滅(もしくは弱体化)することで、赤玉卵の殻の表面には殺菌作用があることになる。
卵の殻は炭酸塩なので、菌が内部に侵入する前に殺菌できれば、中の子は守られるということだ。
ここまで書いて疑問が発生する。
その疑問は次回にでも書こうかと思う。



