P1121510


シイタケ菌が分泌する直鎖アルコールとは何だ?までの記事でシイタケ菌とトリコデルマの競合について見てきて、同じ培地上で、シイタケ菌とトリコデルマがいる場合、無機窒素(硫安)を添加するとトリコデルマが優位になるという内容を読んだ事を記載した。


何故、無機窒素を添加するとトリコデルマが優位になるのだろう?




生成AIのGeminiにトリコデルマは無機窒素を利用できるのか?と質問をしてみたところ、

/********************************/

トリコデルマは培地中のアンモニウムイオンは細胞内に取り込まれ、グルタミン酸デヒドロゲナーゼ(GDH)経路やグルタミンシンテターゼ(GS) / グルタミン酸シンターゼ(GOGAT)経路を介してアミノ酸(グルタミン酸、グルタミンなど)に同化

/********************************/

との返答だった。


トリコデルマは植物の光合成時のアミノ酸の合成のようなことが出来るのか?

トリコデルマは硝酸も利用できるという返答もあった。

硝酸は植物同様、アンモニアへ還元した後の利用という事になっているので、アンモニアよりも非効率であるっぽい。


一応、参照元も明記してくれたので、上記の反応はあると判断して良いだろう。


このように無機窒素を利用出来る真菌は他にもいるのか?