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黄色い花の群生とキツネアザミの記事で、耕作放棄地に成りかけ?の田でキク科のキツネアザミの群生を見かけたという内容を記載した。


キツネアザミから何か得られるかもしれないと、キツネアザミが好む環境やアレロパシーなどについて調べてみたところ、概要のみの内容だけれども、キツネアザミ(Hemisteptia lyrata)にも何らかのアレロパシーの作用がありそうだ。

Allelopathic effects of Hemistepta lyrata on the germination and growth of wheat, sorghum, cucumber, rape, and radish seeds | Request PDF


具体的な化合物名の記載は見当たらなかったので、キツネアザミもキク科特有のセスキテルペンラクトンを合成出来ると仮定して話を進める。




Guaianolide


上の化合物はセスキテルペンラクトンのうちのグアイアノリド(Guaianolide)型になる。

セスキテルペンラクトンやグアイアノリドの名称から色々と得られる事はあるが、それは後ほど丁寧に見ていくことにして、最初に触れるべき内容としてラクトンについて見ていく。


ラクトンというのは、環状になっている箇所に酸素(O)が入ったエステル(-C-O-C-の構造がある化合物)の総称で、上の図であれば、右下の五角形の箇所がラクトンになる。


どうやら、このラクトンがタガラシの時に見たラヌンクリンと似たような作用になりそうだが、キツネアザミの方は更にセスキテルペンの方の構造も考えていく必要がある。

プロトアネモニンとラヌンクリン


今回はここまでにして次回以降でセスキテルペンの方を丁寧に見ていこうかと。


-続く-