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新しく稲作を始めた田で水面に油が浮いていた再びまでの記事で土壌分析の腐植の分析方法を見て、腐植の数値の読み方に対して認識を改めなければならないなと思った。

であれば、他の項目にもこんな感じで認識を改める必要があるものがありそうな気がするので、


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写真:土が黒くなる要因は何だ?


今回は遊離酸化鉄について見ていくことにしよう。




先に遊離酸化鉄の数値を見ておくと、2枚の田があって、土がフカフカで好調な田では 0.380% で新しい田では 0.561% だった。

基準値は 0.8% 以上でどちらも不足しているが、これは採取した地域の水源の地質に砂岩が多く含まれているので元から鉄が少ないと判断して良いと思っている。


今回も新しい田の方が数値が大きかったわけだけれども、冒頭の写真で水面に浮いている油が鉄被膜であるとするならば、稲作を続けることで鉄が減っていくというのはなんとなく想像できる。


この遊離酸化鉄が私のイメージ通りのものであるか?を丁寧に見ていくことにしよう。




土壌中の鉄を考えてみると、大きく3パターンの鉄が思い浮かぶ。

・鉱物の結晶格子内にある鉄

・独立した鉄酸化物(または水酸化物)

・有機物と結合した鉄


例を挙げると、1つ目の鉱物の結晶格子内にある鉄は


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2:1:1型粘土鉱物の緑泥石(上の写真の青緑っぽい石)

緑泥石を中心にして


2つ目の鉄酸化物や水酸化物は



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使い捨てカイロに含まれている酸化鉄や


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酸化水酸化鉄等

水酸化鉄と酸化水酸化鉄


錆びた鉄から削り落ちた鉄粉などもこれにあたる。


3つ目の有機物と結合した鉄は、わかりやすいところだとタンニン鉄あたりだろう。


次に分析方法を確認して、今挙げたパターンのうち、どれが抽出対象か判断したいところだけれども長くなるので今回は一旦ここまでにしておく。