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塩化物を主成分とした肥料で注意すべきことで塩化マグネシウムのような塩化物の肥料で注意すべきこととして、塩化物は水によく溶けるが、塩素イオン(Cl-)がECを高める要因なので、塩類集積の要因になると記載した。


ECを高める資材は浸透圧ストレスにより葉焼けや根焼けの要因になるので、主に葉面散布のような植物体に直接散布するような施肥方法では注意が必要。

であれば、施肥の前に塩素のみを除いておきたいと思うところだけれども、塩素の除去は至難の業なので塩素と付き合っていく必要がある。


というわけで、塩化物系の肥料の悪影響を緩和する方法を考えてみる。




葉表面に塩化物系の肥料を当てると生じる問題が、葉の表面と葉の内部のイオン濃度の差が生じることで、葉の表面の濃度が高まると浸透圧により内側の水が表面に移行して脱水症状になるということがある。

葉表面に移行した溶液が揮発することで、溶液に含まれていた成分が濃縮されて葉の表面と内側のイオン濃度の差は更に広がる。


であれば、葉表面の保水性を高めれば、濃度差による障害は緩和されることになる。


ここで一般的に売られている資材をヒントにして考えてみると、グルコース(ブドウ糖)が二個繋がった


Trehalose


トレハロースや、


Saccharose2


スクロース(ショ糖:白砂糖の主成分)あたりだろうか。

植物とトレハロース


トレハロースは市販の葉面散布剤に添加されているので、トレハロースを添加したことでおかしなことが起こるといったことは無いだろう。


次にトレハロースをどれくらいの量添加すべきか?を考えてみると、市販の葉面散布剤に含まれるトレハロースが7%前後なので、このあたりに留めておけば良いだろう。