ホウレンソウにはビタミンB9である葉酸が豊富に含まれているという内容を以前投稿した。
葉酸はビタミンB12と協働で人体で重要な合成に関与しているということも合わせて記載した。
植物でも同じかと調べてみたら、
植物(論文ではシロイヌナズナ)では葉酸は光合成産物からデンプンへ変換する調整をしていることを知った。
植物にはビタミンB12は含まれいない。
※現時点の情報量では植物には極少量含まれている可能性もある
ではビタミンB12は何に多く含まれているのか?
ビタミンB12ことシアノコバラミンのWikipediaのページを開いてみると、
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海洋性食品である海苔、貝、動物性食品の肝に30-0µgと非常に多く含有される(以下省略)
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海苔、貝や動物の肝に多いと記載されている。
By kupirijo - Image:Cobalamin.svg by User:NEUROtiker, CC 表示-継承 3.0, Link
構造はポルフェリン(ヘムの前駆体)の中心にコバルト(Co)が配置されている。
栽培ではコバルトの話題は挙がらない。
コバルトを欲する植物は極少数で大半の植物ではコバルトは使用されていないと言われる。
5. コバルト(Co ) - 植物の金属元素含量に関するデータ集録 - 独立行政法人農業環境技術研究所
ん?
海苔は植物として扱われないのか?
という疑問が生じるはず。
植物を広義の定義である酸素発生型光合成を行うものと捉えれば植物と言えるけれども、
狭義の緑色藻類のシャジクモから派生した酸素発生型光合成を行うものと捉えれば植物ではなく藻類となる。
この話を進める為に、
大型藻類について再び触れた方が良さそうだ。