以前、私にとっての農業とSOY Shopという記事で下記のような内容を記載した。


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ある日、堆肥のまき方で師に注意を受けます。

指示したことをしていないではないか!と。


普通に考えたら私は正しい施用を行っていたのですが、師はそれが違うというのです。

試しにその場所をそのままにしてくれたのですが、確かに師が施用した箇所と私が施用した箇所では結果に雲梯の差が出たのです。


同じ資材を使っているにも関わらず…

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この時の堆肥(厳密には堆肥ではなく間伐したばかりの木質チップ)のまき方というのが、


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こんな感じで高く積み上げる形式だった。

※実際にはこんなに密に山を作ってはいない。

雪に埋もれた畑を見て思い出す師の言葉の続き


このようにすることで、比較的早い段階で山は熱を持ち、撥水性も消え水を含みやすくなった。


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これまた結果として比較的早い段階で大型のキノコを見かけるようになった。

木質系の資材で堆肥を作りたければキノコ栽培から学べの記事でおがくずを堆肥として利用するためにはキノコによる分解が必要だと記載した。


ここまで見事にキノコが生えたということは、キノコ(おそらく白色腐朽菌)とトリコデルマの戦いで白色腐朽菌の方が圧倒的に優位なのだろう。

白色腐朽菌とトリコデルマの戦い


この山積みの際に発酵促進という意味合いで入れた有機資材はない。

ないにも関わらず大型のキノコは生えた。


木質資材で活発になるキノコと言えども、体内ではたくさんのタンパク質の合成を必要としているはずで、いわゆる窒素分が少なくても生きられるというわけではない。

にも関わらず、慣行的に行われるおがくず堆肥の製造の際の窒素分の補給のための家畜糞なんてことを行わずして、大型のキノコがわさわさと生える。


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この写真をよくよく見て欲しい。

ここは見ての通り直射日光を受けやすい日向だ。


それにも関わらず大型のキノコがたくさん生えた。


この現象を何度も見て、高C/N比の有機質の資材に窒素分の補給は本当に必要なのか?と疑問に持った。


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