おそらく今年の台風21号で倒れてしまった木だろう。
安全を考慮して地上部は切り落とされている。
この木に近づいて見てみると、
強靭であった根がばっさりと切れていた。
根の内部に土が入り込んで、
おそらく湿気も内部にあるだろう。
ここでは有機物の分解が始まっているはずで、
今まで炭素の固定をしていた木が炭素を放出する側に回ってしまっている。
大気中の二酸化炭素の増加によって大型台風を誘発しているという説に基づくと
大型台風は更なる炭素の放出を誘導して、
まるで台風の大型化は台風自身が行っているように見えてくる。
それにしても
根元の掘り上げた土にもう草が生え始めているのを見ると、
草はタフだなと思えてくる。
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