前回までで真砂土は記憶の中ではもっと白っぽかったけど、実際は茶色でどうしてだろう?
という素朴な疑問に対して、いろいろ調べてそれなりの解釈を記載した。
それはそれで置いといて、そこまで調べたんだったら、上の写真の茶色の鉱物のことも調べたら有意義なんじゃないかと。
ということで、
すると、角閃石というのがそれっぽい色をしていた。
角閃石にもいろいろと種類があって、色も様々なので何とも言えないが、
この土の色を角閃石由来だとして話を進めると、
角閃石の化学組成式は(Mg,Fe)2(Si8O22)(OH,F)とかなり複雑みたい。
(種類によって構成が異なる)
土砂からいただいた大切なもののJA全農 肥料農薬部 施肥診断技術者ハンドブック 2003で調べてみると、易風化性で、Ca、Mg、Feの給源となると記載されていた。
となると、
この色は酸化鉄(Ⅲ)からきてる?
となると、
真砂土はギシギシみたいな草が生えた後にすごいパフォーマンスを発揮するんじゃね?
なんて思った。
角閃石が正しいとして、角閃石が易風化性だとすると、マグネシウムや鉄も溶脱しやすいということですかね?