
ミカンの皮で忌避剤は作れるか?の記事で、プランター栽培で使えそうな忌避剤を作るために、ミカンの皮を刻んで静置しているという内容を記載した。
5日程静置したものが

になるが、あまりにも褐変が早かったことが気になっている。
ここに堆肥作りのヒントが詰まっているように感じたので考えてみることにした。
最初に頭に浮かんだのミカンの皮に含まれているフラボノイドになるが、

ヘスペリジン等のO-メチル化フラボノイドだけれども、右端のカテコール構造っぽい個所のヒドロキシ基(-OH)の一つがメチル化(-CH3が付与)されている為、左側の糖が外れた後にO-メチル化フラボノイド同士が重合するのは考えにくい。
ここでふと思ったが、皮の分解に関与している微生物によりメトキシ基(-O-CH3)からメチル基(-CH3)を外して水素(H)に置換する事はあるのか?
モノリグノールに作用するデメチラーゼがあったらいいなの記事で触れたようなデメチラーゼという酵素。
仮にヘスペリジンに対してのデメチラーゼがあったと仮定して話を進めると、

エリオジクチオールというポリフェノールが生成される可能性がある。
この件に関して、Microbial Transformation of Hesperidin and Biological Evaluation - PMCでヘスペリジンからA.alternataという菌が関与することでエリオジクチオールが合成されるという記載があった。
A.alternataを検索してみたら、黒色糸状菌という記載があった。
Alternaria alternata - Wikipedia
もしかして、

アルベドにいたカビの事か?
面白くなってきたぞ。



