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カテゴリー : 自然現象/page-8

 

リグニンの分解に関与する白色腐朽菌

木質系の資材で堆肥を作りたければキノコ栽培から学べ前回の記事でおがくずを主成分とした堆肥を作りたければ、キノコ栽培から学ぶと良いだろうということで、共立出版から出版されているキノコとカビの生態学という本を購入した。ということを記載した。取り急ぎ、枯れ木(倒木)がどのようなステップを経て分解されるのか?をまとめてみると、最初に倒木の表面にあるちょっとした分解しやすい有機物が土壌の様々な微生物によって分解される。ある程度分解されると残るのが

 

断層破砕帯を見に花折断層へ

京都と福井県の小浜を結ぶ鯖街道に行ってみた。鯖街道というのは若狭湾(小浜)で水揚げされた鯖を京都まで運んだ街道のことで、この街道は花折断層と呼ばれる右横ずれ断層を利用して作られたらしい。今回行った場所は花折トンネルから朽木という地域までの間で、上の地図でいうところのちょうど真ん中あたり。なぜここに行きたかったか?というと、商品詳細 - 3D地形図で歩く日本の活断層 - 創元社先日の棚倉の2つの断層の時にも挙がった上記の本で、

 

トチノキの実のアクとは何か?

ほおずき書籍出版紹介 《苗場山麓植物民俗事典 森と共に生きた人々とその暮らし》苗場山麓植物民俗事典の続き縄文時代の遺跡で発見されたのは、アクが強くて食べれないトチノキをどうにかアク抜きして食べている形跡だった。By Qwert1234 - Qwert1234's file, CC 表示-継承 3.0, LinkBy Tatsundo h - own work, GFDL-no-disclaimers, Linkトチノキ - Wikipedia

 

苗場山麓植物民俗事典

昨年の初秋頃、栽培の師のことを記載した記事をきっかけとして、長野県栄村小滝集落に行く機会がありました。そこで出会ったものは台風でも倒伏しないイネ台風でも倒伏しにくく、食味スコアが抜群に高い高品質なコメでした。この地域のコメのことをより深く知ることができれば、他地域での作業性や品質の向上に繋がり、主食のコメが盛り上がれば、社会が良くなると確信している。この小滝集落というのが、苗場山麓ジオパークという地質の保全地域且つ教材として

 

降雪とカタバミドーム

昨日、京都市内では珍しく、地面が覆われるぐらい雪が降った。早朝外に出た時に積もった雪を見て気になったことがある。それは、先日のカタバミドームで記載した盛り上がったカタバミが降雪によってどうなっているか?で、早速、川原の土手に行ってみた。カタバミがいるところは雪が積もっていてもわかるぐらいこんもりしていた。この雪をどけてみると、降雪前と比較すると各々の小葉が下向きになっているけれども、ところどこ

 

太古の生物は酸素によって現れた銅を活用した

/** Geminiが自動生成した概要 **/
ボルドー液は、硫酸銅と消石灰を混ぜて作る殺菌剤で、19世紀末にフランスのボルドー地方でブドウのべと病対策として開発されました。銅イオン(Cu²⁺)は殺菌効果を持ちますが、植物にも有害です。そこで、消石灰を加えて水酸化銅(II)を生成し、銅イオンの溶出速度を調整することで、植物への毒性を抑えつつ殺菌効果を発揮します。ボルドー液は、現在でも有機農法で広く利用されている、歴史ある銅製剤です。銅の結合力の強さは諸刃の剣であり、生物にとって必須であると同時に過剰になると有害となるため、その微妙なバランスが重要です。

 

流れ着いた落ち葉の上を氷が覆う

早朝、川に堆積した砂利のところに行ってみた。川表面の模様が何か変則的だ。赤い線の左側、つまりは堆積している側の水の表面が凍ってた。この氷の上を踏んでみると、パリッと割れた。堆積している縁の水の流れが弱まっている箇所は弱まり方次第で凍ってしまうのね。堆積地の縁には川の流れが弱まっているので、当然のことながら落ち葉が落ちている。そんな落ち葉を氷が封をする。封をすることで、落ち葉はこの箇所により定着

 

客土で川砂を入れる意義再び

九条ねぎの京都知七さんで社内研修の復習をしましたで新鮮な鉱物という内容があったので、細かい川砂を調達して畑に入れたら良くなったという話題があった。正直驚きでした。話は変わって、高アルカリ性の温泉から土を考えるでとある鉱物が変質して粘土に変わる際、水素イオンを取り込み周囲のpHを上げながら粘土になるものがあるという内容を記載した。それを踏まえた上で、客土で川砂を入れる意義について再び触れてみることにする。水田は川から重要なものを受け取る川砂客土の前に畑作

 

長雨や台風は大切な資源を削っていく

5万年もの間、川は巌立を削り続けた先日訪れた巌立峡。この写真の位置から車で40分山を登ったところに、巌立峡を形成した御嶽山とその溶岩流跡が一望できる場所があるということで行ってみることにした。車で走ること20分突然目の前に通行止の看板が現れた。そういえば移動中に通行止めの通知の看板がいくつかあったけど、展望台に到達できる前にまさかの通行止め。地元の方に聞いてみたところ、先日の超大型台風の影響によって土砂崩れがあったらしい。

 

秋晴れの午後に木の根元にキノコたち

近所にある公園の木の根元で、キノコが大量に発生していた。キノコが大量に発生していたのはこの木だけではなく、周辺の木にも同様にキノコが発生していた。撮影した日はいわゆる秋晴れと呼ばれる日で、その日までの天気をしばらく思い返してみても、晴れの日が続いていた。今はキノコが生えやすい季節なのだろうか?9月中盤を越え、朝露が多い季節にはなったけど、この写真を撮影したのは夕方前だ。朝露による湿り気はない。この記事で何が言いた

 

干しシイタケにカビが生えた

隣の部屋で干しシイタケが腐ったという声が聞こえたものだから、おいおい、キノコ自体が何かを腐らせて増殖するカビじゃんと思いつつ見に行った。干しシイタケにカビが生えていた。シイタケも食品だから当たり前といっちゃ当たり前なんだけど、そりゃあキノコの上にカビは生えるよね。今まで生育の条件を満たさなくなったら勝手に消滅とこれまたキノコに対して勝手なイメージを持っていたので、なんか不思議な気持ちになった。この勝手なイメージだと、干しシイタケとい

 

キノコと草の総攻撃

切り株にびっしりと茂ったキノコ。2ヶ月ぐらい前にここに来た時は全然キノコなんてなかったのに、最近の雷雨なんかで一気にキノコが生えたのだろうか?雷雨の翌日は植物らが活発になるこんなにキノコが生えると思っていなかったので、キノコが生える前のここの写真は撮影していない。惜しいことをしたなと。ここまでキノコに総攻撃を受けたら、この切り株もあと少しで土へと還ることだろう。キノコの底力この切り株上には萩っぽい草が生えてい

 

雷雨の翌日は植物らが活発になる

大雨が続きますねで大雨は積乱雲という雲によって生じるということを記載した。雨粒は空気中に含まれる水分だけでは形成されず、気流で一緒に吹き上げられたエアロゾルという土埃みたいなものがないといけなくて、そのエアロゾルが植物にとって養分になる可能性がある。学生の頃に話題に挙がった話だと、雨にはマグネシウムが多く含まれていて、その量は無視できない程という話があった。とりあえず前回の内容はここまでにしておいて、今回は雷雨について見ていきたい。前回、さくっと触

 

大雨が続きますね

連日、落雷を伴う大雨が続いた。梅雨の前半に雨が少なかったので、その帳尻合わせのように雨が降るのだろうなと、よく話題になる。天気(特に雨の日)というものは一年を通して、大体例年通りになるのだろうなと。学生の頃、落雷といえば土壌に窒素分が補給されるタイミングかもしれないという話題があったことを、落雷の日になる度に思い出す。落雷を伴う雨雲といえば、積乱雲という雲で、気流の収束によって、湿気を含む気流が上昇する。高度が高い位置は気温が冷たく、空


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