紅簾石片岩はチャート由来の変成岩の記事に引き続き、結晶片岩についての理解が進めば、母岩が土に与える影響の理解が進むはずなので、園地等で確保してきた結晶片岩を持ち出してきた。
この結晶片岩はぱっと見た感じ、2つ以上の岩が圧縮して繋がった結晶片岩に見える。
下記のページに拠ると下の黒い箇所は泥岩のような有機物を含んだ岩が強い変成作用を受けてできるらしく、泥質片岩や黒色片岩と呼ばれるそうだ。
黒色片岩 - 用語の解説|地質を学ぶ、地球を知る|産総研地質調査総合センター / Geological Survey of Japan, AIST
もの変成作用を受けるまえの岩が砂岩泥岩互層の場所であれば、中間の褐色の層は砂岩由来の珪質片岩になるのか?
珪質片岩は由来となる岩によって色が変わるらしいので、一番上の灰色の箇所も珪質片岩になるのかな?
であれば、園地で今回のような結晶片岩が多い場合、秀品率の向上に影響を与える事に関しては期待できなさそうだ。
結晶片岩についての理解を進めたいな。
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