32900417_s


オンライン肥料教室の木酢液の会で竹炭と木炭の違いについての話題が挙がった。

※オンライン肥料教室についてはメルマガの登録フォームをご覧ください。


その場では返答できなかったので会が終わってから検索をしてみたら、藤井隆夫等 市販竹炭の吸着特性と細孔構造の推定 - 廃棄物学会論文誌,Vol.19, No.3, pp.191-196, 2008という研究報告にたどり着いた。


竹炭は一般的に脱臭力が高いというイメージのバイオ炭になるが、上記の報告を読んでみてその理由がなんとなくわかった。




上記の報告のまとめで、

/*************************************/

細孔構造は炭化温度に大きく依存し,600℃付近に吸着材として最適な領域があることを明らかにした

/*************************************/

藤井隆夫等 市販竹炭の吸着特性と細孔構造の推定 - 廃棄物学会論文誌,Vol.19, No.3, pp.191-196, 2008 36ページより引用

という記載があった。


600℃の炭化は中温炭化の温度帯になる。

木炭であれば高温炭化の温度帯で形成される孔が、竹炭では低い温度帯でも形成されることになる。

活性炭とは何だろう?


私自身がバイオ炭の製造に関わったことがないので断言はできないが、恐らく中温炭化は高温炭化よりも製造コストが低い可能性があり、竹炭は少ないコストで保水性を得られると解釈して良いだろう。


他に炭における酸性官能基と塩基性官能基は何だ?で記載した内容になるが、中温炭化であれば保水性(-OH)や保肥力(-COOH)に関わる官能基が残ることになるので、その分の機能も期待できる。


後はタールだけれども、中温炭化であればタールの心配はしなくて良いだろう。

自家製バイオ炭に含まれている可能性があるタールについて