sideretin


鉄獲得戦略のストラテジーⅠで働く化合物は何か?の記事で、有機化学の知識も付いてきたことだし、久しぶりに鉄獲得戦略について論文でも探してみようかと思い色々と読んでいたらストラテジーⅠの鉄の還元の方でシデレチンという化合物名を見かけた。


構造をよくよく見てみると、


polyphenol


カテコール構造があるので、還元剤になりつつキレート剤にもなるのでは?と思ったので、丁寧に見ていくことにする。




sideretin_numbering


シデレチンに番号を振ってみた。


番号を振ることによって、1位の酸素(O)周辺でエステル結合があり2位にアルデヒド基(-C=O)があることでラクトンになる。

5〜8位の箇所がカテコール構造なので、シデレチンはカテコール型ラクトンということになる。


ラクトンは頻繁に出てくるので、生成AIにラクトンであれば、どんなことを考えれば良いのか?を質問してみたら、ラクトンは親油性により細胞膜をスムーズに通過すると返答があった。


ラクトンを思い返してみると、


Protoanemonine


イネのアレロパシー物質もラクトンあたりの記事で見ていた田の草たちのアレロパシーもラクトンだったなと。

アレロパシーにおいて細胞膜をスムーズに通過できるのは大事な機能になるはず。


まとめるとシデレチンはカテコールの方で鉄をキレート結合するか還元して、ラクトンの性質により細胞膜で鉄を通過させる解釈で良いかな。

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