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カテゴリー : 植物の形/page-2

 

トゲチシャを探せ

植物図鑑を見ている時に息子がこの草は何処にあるの?と聞いてきた。その草というのがキク科のトゲチシャという草で、キク科のノゲシと似ている。白い花弁のノゲシを探せノゲシとの違いはこの後記述する。アスファルトの亀裂からキク科らしき草が生えていた。これがトゲチシャじゃないかと言っている。トゲチシャの見分けというのが、葉の裏をめくり、葉脈の箇所にトゲが生えているものであるらしく、この草はトゲチシャである可能性が高い。...

 

ゴボウの花を見てみたい

やりたいことの一つにゴボウのタネを蒔くということがあるけれども、そうは思いつつやっていないことを思うと、やりたいといっても相当優先順位が低いことなのだろうと思う。なぜ、ゴボウのタネを蒔きたいかというと、ゴボウの花がこんな形をしているらしく、この目で見たいからだ。こんな話を書くと、なぜゴボウの写真があるの?という疑問が生じるが、それは無料の素材サイトで配っているからだ。素材サイトで写真をダウンロードできるので、ゴボウのタネを蒔くという行動をしなくなったの...

 

スギナの居場所にクローバが入り込む

農道のちょっとした隙間からスギナが生えているのだけれども、そのスギナの根元からクローバが生えている。これを見るとスギナが哀れに見えてくる。スギナにとっては哀れではないかもしれないけれど…スギナにあるイメージといえば、遥か昔に後発の種子植物に生息域をとられ、ひっそりと生きているというものがある。そんなスギナはめちゃくちゃな栽培者によって土壌劣化したところや、街路樹で酸性を好むツツジの根元や今回の写真のような道の亀裂といった他の草が生育しにくい場所に生えている傾向がある。...

 

果実が円状のナズナたち

毎日同じ道を歩いているのに、何らかの得られる事があるのが、植物を学ぶというところの良いところ。先日、いつも歩いている道でふと目に付いた草があった。この草はアブラナ科のマメグンバイナズナではないだろうか?グンバイナズナの果実は先端の切れ込みが深くなるらしいので、マメグンバイナズナだと判断した。※以後はマメグンバイナズナをグンバイナズナとして扱う株数が4株と少なかったが、昨年見かけなかったことから、おそらくちょうど今生息域を拡大させているのだろう。※昨...

 

コヒルガオの花が咲いていた

いつも歩いている道で、ヒルガオらしき花が咲いていることが目に付いた。縮れているので判断が難しいが、おそらくこれはコヒルガオだと予想している。※コヒルガオは葉の先端が細く尖り、反対側は左右に耳上の突起があるヒルガオの雄しべの下でコヒルガオは夏の花というイメージがあるので、今の時期に咲いているのは温暖化が深刻になっているのか?なんてことを思った。実際はどうなのか?を確認するため、帰宅後に農文協から出版されている新版 形とくらしの雑草図鑑-見分ける、身近な300種-...

 

シイとツタ

ふと街路樹のシイの木に目が行った。幹から枝にかけてツタがつたっている。シイの木といえば耐陰性で葉がなかなか落葉しない木。街路樹なので、森に生えた木と異なり周辺に木が生えないからツタの葉に光が当たるだろうけれども、それでもシイの落葉しにくいという特徴からツタにあまり光が当たらないだろうけど、ツタはシイの枝をつたっていることは快適なのだろうか?それ以上に思ったこととして、シイの木にとって幹や枝は光合成ができない器官。夏はツタによって直射日光を避けられ、...

 

今年もシイの木の開花の時期がやってきた

天気が良いので、近所の山の方に目を向けてみると、林冠と呼んで良いのだろうか?山の高い位置で黄色くこんもりした箇所がある。おそらくこれはシイの木の花だ。今の時期はたくさんの草木が花を咲かしてくれるので、植物名を調べて勉強するのにもってこいの季節だ。今の時期にシイの木が何処に生えているのか?を把握しておこう。シイの木といえば、スダジイの尾状花序の上をハナバチが歩くの記事で書いたけれども、ミツバチを含むハナバチにとって花蜜と花粉が多い...

 

草むらでも白い花は案外目立つ

草むらの横の道を歩いている時、草むらのある箇所が気になった。気になった箇所というのは、赤丸で囲った箇所で、近づいてよく見てみると、白い花が咲いていた。白い花弁五枚でイチゴの花にどことなく似ているので、これはバラ科のクサイチゴだろうか?林の林床に鮮やかな実周りが緑色の夏草で覆われえいるところに白という色が逆に目立つなと。まぁ、この花はおそらく昆虫には別の色に見えているのだろうけれども。植物が有害な紫外線から身を守る為のフラボノイド

 

常緑広葉樹の落葉

平日で雨が降っていない日にいつも訪れている箇所にある木で気になった事があるのでメモとして残しておく。上の写真はブナ科のシラカシで常緑広葉樹に分類されている。常緑広葉樹というのは、秋から冬にかけての寒い時期になる前に葉が褐色して落葉するということはなく、寒い冬でも葉を残す木を指す。そんな常緑広葉樹のシラカシだけれども、落葉している葉が多い事に気が付いた。落葉している葉は褐色になりかかっているけれども、緑色が残っていて、葉の表面には光沢も残っている...

 

ツツジとタンポポの花が咲く

ツツジの根元にカンサイタンポポが咲いていた。ツツジの赤い花の間で黄色い花を咲かせてかなり目立つ。蜜を吸いに昆虫でもこないかな?としばらく見ていたけれども、ミツバチはどれもツツジの方の花に行ってしまい、黄色いタンポポの方には来ない。ミツバチを含むハナバチは、一日の最初に蜜を採取した花の色を覚え、その日は同じ色の花にしか向かわないという特性があったことを思い出した。花とミツバチの共進化、花の色今の時期はツツジの花が多いので、ミツバチは積極的にツツジの花に向...

 

クズのツルの絡まろうとする姿勢

マメ科のクズが旺盛になり始める季節になった。伸長したツルに後方から伸長してきたツルが絡まり始めている。この絡まりをよく見ると、ツルの接地点で脇芽が発生していて、二本のツルがV字になって、先に伸長したツルを抑え始めている。クズはこうやって複雑に絡み合うのだなと感心した。秋の七草としてのクズはどんな草?

 

タンポポは強い

キク科のタンポポとノゲシ、進化の過程の中でどちらが先に誕生したのだろうか?と思う事がある。ノゲシはアスファルトのちょっとした隙間を狙う系統分類学の本を読むと、16S リボソームRNA(rRNA)を頼りに整理しているみたいなので、ここらへんの解析をすればわかるのだろうけれども、私には解析する術を持ち合わせていない。16S リボソームRNA - Wikipediaというような前置きはここまでにしておいて、あぜ道で草刈り跡があって、ふと目についた。おそらく機...

 

ナズナのタネの死滅について考える

レンゲ米の田にナズナのタネが大量に落ちたの記事で、夏期灌水中のナズナ種子の死滅について触れた。種子の死滅について考える時に、逆に灌水しっぱなしにも関わらず生き残るタネがいることが不思議でしょうがなくなった。生き残るタネとそうでないタネ。この違いは何なのだろう?タネの死滅について考えてみることにした。タネの死について考えられることとして、タネの中身が食べられるか腐る事が挙げられる。腐るという現象も水田中のカビや細菌の作用に因るものなので、食べられると同義...

 

タンポポを見続ける日々

息子と毎日歩いている道は、在来タンポポ(カンサイタンポポ)、シロバナタンポポとセイヨウタンポポが混在している地域で、おそらくだけれども、徐々にセイヨウタンポポが生育域を広げているようなところであるはずだ。最近、咲いているタンポポが在来か外来かを見ながら歩いている。見分け方は集合花のガク片の反り返りを見ている。もうこのタンポポの花には誰か蜜を吸いに来たかい?どれくらいの株数を見ただろうか。こんな場面でタンポポが咲いている時に、遠目からでも写真右側が在来で、左...

 

タンポポの茎から出てくる白い液に触れて大丈夫?

最近息子らと道に生えているタンポポでどれくらいカンサイタンポポがいるか?を見ている。セイヨウタンポポが蔓延る草むらでシロバナタンポポを見かけた住んでいる地域では、在来種のカンサイタンポポが残っていると思われる地域で、できれば在来種の個体数が増えてほしいと思っている。そんな中でセイヨウタンポポの花茎を千切る事があって、切り口から出てくる白い液体を触った息子が、これは臭いけど毒はないか?と聞いてくる。レタスから出てくる白い液体と同じであれば、確か体に良かったはずだ...

 

タンポポに似たあの花は何ものだ?

コオニタビラコはホトケノザの続きで、キク科の草の目利きになりたくて、キク科っぽい花を重点的に見ている。そんな中、カンサイタンポポらしき花だけれども、なんかちょっと違う花を見かけた。もうこのタンポポの花には誰か蜜を吸いに来たかい?ちょっと違う感はタンポポを含めキク科は一見一つの花に見えているけれども、無数の小さな花が集まった集合花と呼ばれる花を咲かせる。上の写真の花は中心部の小さい花(舌状花)が少ない。カンサイタンポポも舌状花はセイヨウタンポポと...

 

コオニタビラコはホトケノザ

水田の土で、よく見る草はなんて名前?の記事で触れたオニタビラコを小さくしたような草を見かけた。自信はないが、この草はコオニタビラコではないか?とコオニタビラコのWikipediaのページで/*************************************************/葉は羽状複葉で頂羽片が大きくて丸っこい/*************************************************/※コオニタビラコ - Wikipedia ...

 

よく見る草はなんて名前?

水がほとんど流れていない用水路であったり、道路の端の壁のところでよく見かける草。小さなタンポポのような花を咲かせている。この草の名前は何度覚えても、すぐに名前が出てこない。いい加減しっかりと輪唱して覚えるか!ということで成美堂出版の里山さんぽ植物図鑑を開いてみた。この草はキク科のオニタビラコだ。オニタビラコは漢字で鬼田平子と書く。田に関係している草なのだろうか?なんて書いたけれども、そもそもこの草は全然オニタビラコではなかったとかだった...

 

ホウレンソウの根元の赤色は何だ?

ホウレンソウを買ってきてと頼まれたので、近所の店に買いに行った。野菜を購入する際は比較的鮮度の良さそうなものを購入したいのが人の性というもの。店頭に並んでいるホウレンソウを見比べて、気になった事がある。ホウレンソウの根元は赤色だけれども、この赤色って何だろう?この赤色が鮮やかであれば品質が良いと判断できないだろうか?というわけで早速検索をしてみたところ、下記のページに辿り着いた。ほうれん草の根元の赤い部分を捨てていませんか?|みなとの野菜大辞典...

 

白い花弁のノゲシを探せ

ノゲシの花からキク科の花の未来を思うの記事で、花弁の色が白くなりかけている花のノゲシが増えているらしいということで探してみようという内容を記載した。この記事の後から花弁の色が白くなりかけている個体を探し始めたのだけれども、なかなか見つからない。そんな中で、駐車場の端の割れ目から生えているノゲシが目に付いた。集合花の外側の花弁(実際には舌状花)が脱色している。丁子菊という別の道を選んだ菊外側の舌状花が綺麗に脱色しているのは何故なのだろう?...

 

ノゲシの花からキク科の花の未来を思う

目に付いたノゲシらしき草が綿毛を形成していたの記事でノゲシについて触れた。綿毛が形成されるのがはやかったので、どんな昆虫が送粉しているのか?もしくは単為生殖であるか?が気になったので調べてみることにした。検索結果に表示されたページを読んでみたら、結実ではないが興味深い記事に辿り着いた。その記事というのが千葉県野田市のPDFだ。ページ名が見当たらないので、URLをそのまま記載しておく。https://www.city.noda.chiba.jp/_res/projects/...

 

目に付いたノゲシらしき草が綿毛を形成していた

昨日、キク科のノゲシらしき草が目に付いた。何ノゲシなのか?は特定していない。このノゲシが目に付いた理由は、花を咲かせていることはもちろんの事、3月下旬で結実して綿毛が形成されていたことだ。詳しい人から見たら当たり前の事なのだろうけれども、セイヨウタンポポが蔓延る草むらでシロバナタンポポを見かけたまでの記事でタンポポの結実の時期と生息域の拡大を意識し始めてから、このノゲシ、結実がはやくね?って思ってしまった。暖かい日がいくつかあったけれども、...

 

セイヨウタンポポが蔓延る草むらでシロバナタンポポを見かけた

暖かい日が増え、子供らとタンポポを見る機会が増えた。在来種が増えてほしいという気持ちの中、これは在来か外来か?という話題が続く。そんな中、いつも歩いている道のまだ若干在来がいる草むらで、白い花のタンポポが三株程目に付いた。二年前からほぼ毎日歩いている道なのに、周辺で見かけた覚えが全くない。何処かから飛来してきたのか?それとも、今までは一株だったけど三株になって目に付くようになったのか?後者であれば、興味深い事があるのでは?と思い、検索を...

 

水路の端の直角の箇所で発芽した草

住宅地にある水路の端っこの直角の箇所で小さな花を咲かせているキク科の草がいた。直角の狭い隙間で小さな穴を見つけたのだろう。草は結構広く葉を展開している。こんな狭い場所で広く葉を展開させようとしているのに、個々の葉が重ならないようにずらして展開しようとしているのはさすがだと思う。葉は展開する毎に下の葉の位置から微妙にずれるこの草を放置しておくと、根から分泌する酸でコンクリートが老朽化するだろうから、抜いた方が良いのだろうけれどもな…クエン...

 

固い土に単子葉の草々

物理性の改善 + レンゲの栽培で植生は変化したか?の記事で、レンゲ + 土壌改良材によって物理性に変化があった土壌で植生が変わったのでは?という内容を投稿した。ヒントになるか分からないけれども、周辺で他の植生で目立っていたところがあったので記録として撮影しておいた。その場所というのが、これ。荒起こしした形跡があるところに単子葉植物の草がたくさん生えていた。写真では分かりにくいが、右上にナズナが生えている。レンゲ + 土壌改良材で物理性の...

 

もう春ですね、2022

毎年同じ事を書いているけれども、上のような写真の景色を見かけると、今年も春が訪れたなと初春を感じる。もう春ですね、2021何を言っているんだ?という感じだけれども、昨年の夏草が秋冬で枯れて、その隙間からマメ科のカラスノエンドウらしき草が絡みながら伸長しているところあたりが初春らしい。写真は控えるけれども、カラスノエンドウといえば、アブラムシが付きやすいイメージもある。これもイメージだけれども、冬の間に溜め込んだ土の汚れのようなものをカラスノエンドウ...

 

小さな葉も良いものだ

庭の生ゴミを埋めているところのすぐ横に凹地で落葉が少し堆積している箇所がある。ここは掘らずに放置していたのだけれども、初春に見かけるナデシコ科らしき小さな葉の草が展開していた。落葉をうまく避けて葉を展開しているように見える。小さい葉だからこその事だろう。こういう草が落葉を覆うことで湿気を維持して、他の生物が集まる基盤を形成するのだろうな。

 

クローバは寒さに強い

寒さが厳しい冬になると予想が当たったようだの記事で記載したように昨年末から寒波が続いている。私が住んでいる大阪北部でも少し雪が降っていて、早朝に庭に薄っすらと雪が積もっている日がある。そんな中で、シロクローバの葉が青々としているのが逆に目立つ。シロクローバの耐寒性というのは凄いなと感心する。クローバの耐寒性というのは一体どこからきているのだろうか?この耐寒性はなにかに活かしたいところだと思った元旦だった。関連記事野菜の美味しさとは何...

 

単子葉の木本植物の葉の展開を見る

単子葉の木本植物を見かけた。単子葉の木本植物といえば、先日、単子葉の木本植物の全盛期を想像しようの記事で触れたけれども、今回の木は比較的たくさんの葉が残っている。ただ、多くの葉は下向きになっている。色が抜けている葉があるのでマジマジと見てみると、幹から発生している細い葉柄みたいなもの(単子葉でこの名称を用いるか?は不明)が先端の重さに耐えきれずに折れそうになっている。この状態を見ると、フジのつるが離れたサクラの枝に巻き付いた双子...

 

単子葉の木本植物の全盛期を想像しよう

単子葉の木本を見て、双子葉の脇芽の発生の凄さを知るの記事を踏まえた上で、今回の話を始める。近所にとても大きな単子葉の木本がいる。先端にちょろっと生えている葉だけで、ここまで大きくなるのにどれくらいの年月を要したのだろう。単子葉の木本には以前生えていた下の方の葉の箇所から再び葉を展開させることができないらしいので、常に先端の新しく生えた葉で光合成を行って伸長しなければならないらしい。下の方で再び葉を生やすことができないみたいなので、根元への遮光効...

 

単子葉の木本を見て、双子葉の脇芽の発生の凄さを知る

単子葉の木本を見かけるとマジマジと見てしまう。単子葉の木本は一度生えた箇所で葉が落ちたら再び葉が生える事がないみたい(断言できる自身はない)で、伸長して高くなると、先端の方でちょろっと葉が展開するといった形になる。このような伸長方法を見ると、脇芽を知って、挿し木を知ろう双子葉のもつ既に生えた葉のところから枝が発生するのが、如何に凄い形質を獲得したかということがわかる。植物の進化において脇芽の発生の獲得というのはとても大きなイベントであったの...

 

ネナシカズラに寄生された宿主の植物は大変だ

道端の草むらで絡まり合うオレンジの糸を見たの記事で見たネナシカズラが、アサガオの果実のような器官を形成していた。ネナシカズラはアサガオと同じヒルガオ科なので、果実の形も似るのね。果実を形成したということは、受粉したということで、花粉の形成等で多大な養分を利用したのだろう。ヘアリーベッチ米栽培という取り組みで思うことネナシカズラもタネの形成まで終え、そろそろ生の終盤に差し掛かろうとしている。ネナシカズラに寄生された植物を見ると、 ...

 

広く大きく展開し、周辺を覆う

夏季にイネ科の草が繁茂していたであろう草地のとある箇所が目に付いた。タデ科のスイバらしき草が目立っているな。目立っている理由を探ってみると、スイバらしき大きな葉が周辺の草の上を覆って伸長しにくくしている。他にも根で何かやってそうだけれども、ぱっと見だとこれ以上分からないので、今回はここまでにしておく。土とタデ科の根とタンニン

 

フジのつるが離れたサクラの枝に巻き付いた

フジという植物の話題になったので、藤棚に行った。話題というのはフジのタネはどんな形?というもので、フジの実を探している時にフジのつるが見た目よりも固い事に気が付いた。つるは全然柔らかくなく木化している。はじめて上の方のつるを触っていた時に、ふと目に付いたことがある。フジが藤棚の横にあるサクラの枝に到達して巻き付いているぞ。フジのつるは見た目よりも固いことで少々遠いサクラの枝に到達したのだろう。だけれどもつるが固ければ、枝につるが到達しても巻き付...

 

ジャングルジム内で獣の訪れを待つひっつき虫

最近あまり管理がされていないであろう小さな公園のジャングルジムで、ジム内で草ぼうぼうになっていることが気になった。どんな草が生えているのか?を一応見ておくのは当サイトでは鉄則のようなものなので近づいてみると、マメ科のヌスビトハギだらけだった。ヌスビトハギといえばタネを包む莢がひっつき虫として有名で、タネを運んでくれる獣を待ち構えている。タネを運ぶのは哺乳類だけではなく、鳥類でも良いかもしれない。そんな中、ジャングルジムという立地の悪いところで何...

 

歩道の低木の街路樹の下に目立つロゼットの群生

この草が気になっている。おそらく何株かが密集して大きな群になっているのだろうけれども、この草は意図的にここに密になるようにタネをこぼしたのだろうか?鋸歯がなく葉が波打った丸っこい葉で葉柄が細いからタデ科のスイバの仲間だとアタリを付けているけれども、タネの散布はどんな方法だったっけ?スイバのタネは風散布になっていたけれども、風に乗り切れずにそのまま下に落下したタネが冒頭のような群生を作ったとか?厳しい冬に強そうな集まりだ。スギナの間にスイバらしき草

 

初冬のタンポポの綿毛がとても白く見える

朝の8時半頃にいつも歩いている道でタンポポらしき草を見かけた。この時期のタンポポの白い毛が目立ってふわふわしているような気がする。植物も哺乳類のように寒くなると毛を増やしたりするのかな?と近づいて見てみたら、毛に小さな水滴がたくさん付いて反射していたのね。遠くから見たら水滴の分だけ毛が太く見えるようになる。綿毛が水滴で重くなっているので、今タネが中心から離れたら、すぐ近くに落ちそうだ。

 

イチョウの落葉は綺麗な黄葉

イチョウの黄葉が目についた。綺麗な黄色になっているものだ。落葉したイチョウの葉が地面を黄色に染める。今までであればここで終わりだけれども、今ならもう少し深く見ることが出来る。例えば、落葉樹の葉は晩秋にタンニンを溜め込み、土へと旅立つの記事で見たようにタンニンを多く含む葉では、落葉する葉は茶褐色になる。上記内容と比較して、イチョウの葉は茶褐色にならない。イチョウの葉はタンニンをあまり蓄積しないようだ。タンニンは虫による...

 

スギナの葉の先端が黒ずんでいた

毎日歩いている道にスギナが生えている。前から目についていたけれども、何でここにスギナが生えているのだろう?と気になった。ちょっと離れたところでは、舗装された道のちょっとした隙間からイネ科の草が生えていたりヨモギが生えていたりなのに、何故、シダ植物のスギナが生えているのだろう?ツツジの根元のスギナの住処等の記事で書いた通り、スギナは日陰や酸性土壌(劣悪な土)といった他の植物が好まない環境にひっそりと生えているイメージがある。そんなイメージの中で、紫外線降り注ぐ川の堆積地にて...

 

用水路の水の流れに揺れる草の名前は何だ?

用水路で水の流れに合わせて揺らいでいる草を見かけた。葉は上のような感じ。この草は何だろう?と気になって俯瞰してみたところ、用水路の横にある田から伸長してきているみたいで、生活の身近にいる水草の記事で記載した・抽水植物:水上に茎や葉が突き出しているもの・浮葉植物:葉を水面に浮かべているもの・沈水植物:葉や茎がすべて水中にあるもの・浮遊植物:個体が固着せずに浮いている上記の水草の条件の抽水植物以外は当てはまらない事になり、抽水植物も怪しいので水...

 

君は上にいる低木が平面に整形されているのでここに生えたのか?

道の横にある生け垣で気になる葉があった。その葉というのが、矢印の箇所で、生け垣である低木を平面にしていなければ、この場所にこんな大きな葉は展開できないだろうと思った。この草で面白いと思ったのが、生け垣の上の方を見ると、低木のギリギリ上で花を展開していたことだ。花茎は太陽の光がふんだんに当たるところまで伸長して、太陽の光を感じたら開花するとか?この植物はおそらくキク科のツワブキという植物で、日陰がちなところを好...

 

道端の草むらで絡まり合うオレンジの糸を見た

昨日の夕方、いつもとちょっとだけ違う道を歩こうということで寄り道をしたら、足元に草むらにオレンジ色の糸状のものが絡まっている箇所がいくつかあった。これはもしかしてと近寄ってみると、おそらくヒルガオ科のネナシカズラだろうか。写真では見たことがあったけれども、実際に見るのははじめてだった。ネギ畑にネナシカズラが現れた細い糸状で判断が難しいけれども、花と実らしきものがあった。今回ネナシカズラらしき草を発見した箇所だけれ...

 

アワダチソウの花に昆虫が集まる

至るところでアワダチソウの花が満開になっているところを見かける。アワダチソウは海外からやってきた草なのだけれども、秋の風物詩の一つになりつつある。キレイで目立つ花が集中して咲くので、きっといろんな昆虫が集まってくるのだろうと思ったけれども、そういえば、アワダチソウに集まってくる昆虫というのをマジマジと見たことが無いことに気が付いた。寒くなっていく季節に昆虫は集まるのだろうか?花の前でしばらく待っていると、ミツバチがやってきた。冬支度...

 

収穫後の田に生える草たち

コンバインで収穫した後の田には粉砕された藁が敷き詰められている。細かくなった藁のところを覗いてみると、こんな感じで冬の草(ロゼット)等が生え始めている。ロゼットを探しに行く前にしかし、この草はすごく綺麗に展開している。深い鋸歯が藁のちょっとした隙間をかいくぐって、これから効率的に展開していくのだろうと安易に想像できる程だ。粉砕された藁が冷たい風を和らげてくれるだろうということも想像できる。今の時期から有利になる草には、今回のような感じで...

 

ツルマメのマメの色は何色だ?

ツルマメらしき草を発見したの記事以降、定期的にツルマメらしき草を見に行っている。ツルマメは枝豆(ダイズ)の原種だと考えられているので、ツルマメのマメの表皮の色が何色なのか?が気になっている。ダイズは元々何色だったのだろう?そんな背景を踏まえた上で、葉が黄化しているので莢の熟している状況を確認してみると、いい感じに熟していたので、莢をとり、割ってみると、予想通り、マメは黒かった。この色素はおそらく紫外線から子葉を守る役目なのだろうな?...

 

草だらけのキク科植物たち

人の背丈を超える程大きな草がある。キク科のキクイモのように見えるけれども、どうなのだろう?キクイモ - Wikipediaキクイモは多年草という扱いになっているけれども、低木の高さの定義程の背丈になる。この手の草を見ていると、草(草本)と木(木本)の定義は明確にしておいた方が良いと思う。低木 - Wikipedia雑な定義だけれども、木本は太い幹を持つ植物で、草本は太い幹を持たない植物の事を指す。草本 - Wikipedia最初の写真を改め...

 

イネは水を求めて発根を促進するのか?

前回の物理性の向上 + レンゲ栽培 + 中干しなしの稲作の新たに生じた課題の記事に関して、整理しておきたい内容がある。稲作の中干しで時々見聞きする中干しで水を切ることによってイネは水を求めて発根し、後の登熟時に株全体を支えるようになるという内容だ。田に水を張リ続けると常に水がある状態になり、根は常に水を吸収できて発根を怠けるという人目線で説明されているのが気になっている。上記の話があるということは似たような現象が観測されたからなのだろうけれども、保水性を高めた土壌にお...

 

アワダチソウらしき草が放射状に花を咲かせる

上から見て、相当目立っている草があった。アワダチソウか?横から見たらこんな感じ。一本の株からかなりの数の枝分かれをしている。頂芽優勢が完全に機能していないな。※頂端の伸長が優先され、各節から発生する脇芽の発生を抑制する形質のことオーキシンと脇芽と不定根頂端がどうなっているか?を見てみると、こんな感じで萎れていた。一体何があったのだろう?

 

開拓者魂を持つ草たち

前回の草原への旅立ちの記事の場所から視線を右側にずらすと、草むらがこんもりした場所があって、その先に草がほとんど生えていない場所がある。ほとんど生えていない場所はおそらく人為的に草刈りをしていなくても、草があまり生えないのだろう。そんな中で単子葉の草が目立っているのは、ケイ酸の吸収が上手で光合成の効率が高まっているから、紫外線や乾燥状態に強いのかな?なんて事を思ったりする。トマトにケイ素を施用した時の効果を考えてみる植物由来のケイ酸塩鉱物、プラント・オ...

 

草原への旅立ち

芥川緑地の横に歩きやすい土手がある。上の写真の左側はアラカシの根元で始まる陣取りの舞台となっている緑地の林になっていて、写真からのイメージよりも林は奥に広がっていて、シイの木もあったりする。各ドングリのタンニン左側の陣取りの記事ではマメ科のハギ、マメ科のフジとマメ科のクズが陣取り合戦をしていた。写真右側は川の手前の草原のようなところで、左と比較して、右側で生えている草は紫外線の影響を大きく受けそうだ。この写真をよくよく見てみると、所々で...


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