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カテゴリー : 植物の形/page-1

 

ツタが壁を伝う

ツタらしき植物が目についた。ツタといえば、巻き付きではない形式で壁伝いに伸長する植物で、その仕組みは調べたことがなかったなと。とりあえず、壁に張り付いたツタに近づいてみた。ツタは壁に吸盤みたいなものでくっついている。吸盤らしき器官を壁から剥がしてみたら、壁側にくぼみが出来ていた。タコの吸盤のように壁にくっついていたのかな?と思ったが、植物の器官に吸引のような機能がなさそうなので、おそらく粘着物質の分泌が頭に浮かんだ。多糖ならあり得る。水溶性...

 

シイの花は様々な生物にとってボーナスのようなものだと思う

近隣の林の林冠でクリーム色の箇所が出来ていた。時期的にブナ科のシイ(おそらくツブラジイ)の開花だろうな。今年もシイの木の開花の時期がやってきたの記事で書いたけれども、花蜜や花粉を採取する昆虫にとってボーナス的な蜜量になっているし、その後のドングリを見てもタンニンが少なくて動物にとってもボーナスのような位置付けになっていて好きだ。シイの木は森林における極相種(安定的な森林が形成された時の中心的な樹木)的な位置付けなので、都市開発が進むと冒頭の写真...

 

大阪北部の高槻で今年もシロバナタンポポを見かけた

綺麗に展開したシロバナタンポポを見かけた。この場所は昨年のセイヨウタンポポが蔓延る草むらでシロバナタンポポを見かけたの記事で見かけた場所と同じところ。シロバナタンポポはWikipediaによると多年草であるらしいので、昨年見た株が花を咲かせたのか?シロバナタンポポ - Wikipedia個人的にはシロバナタンポポが増えてほしいなと心の中で応援しているのだけれども、生態系的に広がって良いのか?という事を判断しなければならないので、本当に応援して良いものか?と悩ましいところ。...

 

葉がねじれるイヌムギを見て、初春に生えるイネ科を考える

イヌムギの成長は早いなと常々思うの記事でイヌムギについて触れた。イヌムギといえば、そのねじれに秘密あり、な気がするの記事で、上の写真ではわかりにくいが、矢印のようにねじれが入り、葉の裏側が上を向いている事がある。どこで読んだか忘れたが、以前の自分が葉の裏表で葉緑体の数にあまり差がない原始的な葉だと記載していたので、それが正しいとして、あの記事から色々と知識を得た身として頭に浮かんだ事があった。葉緑体といえば、光合成を行う器官であるわけで、原始的...

 

レンゲ畑にひっそりと黄色い花

レンゲが満開になっている。満開のところで音に集中してみるとミツバチが採蜜している時の翅音が聞こえる。ミツバチといえば、花とミツバチの共進化、花の色の記事で触れた内容で、効率的に採蜜するため、一日の最初に訪れた花の色と同じ色の花に向かい続けるという特徴があった。この内容を踏まえ、レンゲの群衆の赤い丸の箇所でコオニタビラコらしき花が咲いていた。タンポポに似たあの花は何ものだしばらくの間、この畑に訪れるミツバチはこの黄色い花に...

 

琉球石灰岩帯の森林にて、大きな単葉のシダと出会う

琉球石灰岩帯の森林にて、気根を生やす木と出会うの記事に引き続き、琉球石灰岩帯の森林の植生について触れる。大きな単葉のシダ植物が目に付いた。葉のあまりの大きさに驚いた。帰宅後に山と渓谷社から出版されている桶川 修著 大作 晃一著 くらべてわかるシダを引っ張り出してきて、亜熱帯特集のコラムを読み直してみたら、チャセンシダ科のオオタニワタリという単葉のシダに似ていた。亜熱帯のシダは、昨今の温暖化により生息域を北上しているらしい。いずれは私が住んでいる...

 

琉球石灰岩帯の森林にて、気根を生やす木と出会う

沖縄の低島(南部)の琉球石灰岩帯の林にて、風化が進んでいる石灰岩の頂上付近で木とシダが繁茂している箇所を見かけた。琉球石灰岩が風化したら何になるのか?岩の風化ということはいずれは表面が土になって落ちることを指すわけだけれども、そういうところでも草木は生えてしまうのだなと関心する。木の方はおそらく幹あたりだろうけれども、気根と呼ばれる根が生えて、土と岩の接地面まで根が伸長している。根が予め岩の接地面のところまで生えていたら、岩が風化して小さくなっても問題ないのかもし...

 

沖縄でタチアワユキセンダングサらしき草をよく見かけた

沖縄本島を移動していて、一番目に付いた草は何だろうと思い返してみると、圧倒的な個体数でキク科のセンダングサらしき草だろう。小さな小川でシロバナセンダングサらしき花を見かけた帰宅後に沖縄とセンダングサで検索をしてみたら、タチアワユキセンダングサという草がヒットした。外来植物が野生化して定着してしまった草らしく、サトウキビ畑の強害雑草であるらしい。タチアワユキセンダングサ - Wikipediaこの草は飼料や養蜂の蜜源として利用できるらしい...

 

カラスノエンドウたちの協力

ツツジらしき低木の間からカラスノエンドウの記事の続き。ツツジらしき低木の枝葉の隙間からカラスノエンドウが伸びてきて花を咲かせていた。低木の枝葉から伸長したツルが、そのまま直立するのはすごいなと思った。上の株ではないが、いろんなカラスノエンドウを見てみると、※上の写真はツツジではない低木 おそらくシャリンバイ目線あたりにたくさんの花を咲かせる低木の名は何だ?お互いの株の葉から発生している巻き髭が巻付き合って、お互いの株を支...

 

あまりにも綺麗だったから

とある山道を歩いていたら見かけたロゼット。ロゼットを探しに行く前にあまりにも綺麗だったから撮影した。何が綺麗かって?葉には損傷や欠乏症らしきものがないほぼ状態はもちろんの事、真上から見て、大体の葉表面が見えていること。茎が短く、葉柄の付け根は隣接しているのに、上の葉が下の葉をほぼ覆わないとか長い進化の過程から生まれた芸術だろう。人や車が頻繁に行き交う道で、こんなにも綺麗なロゼットの展開はなかなか見かけないような気がする。ところでこの草の名は何だ? ...

 

カラスノエンドウたちの巻き付き

とある農道の畦道にて、昨年の夏のエノコロと現在進行形で伸長しているカラスノエンドウがいた。テントウムシ探しカラスノエンドウはすでに枯死したエノコロの葉や茎に巻き付いて周辺の草よりも優位に伸長している。と思いきや、以前巻き付いたであろう巻きひげが自身の伸長を妨げていた。不要になった巻きひげが解ける仕組みがあったら、更に伸長するのだろうけれども、巻き付き続ける事に何か意味があるのかな?

 

そこにいる木の名は?

とある緑地の林床にて、単子葉の木本の植物を見かけた。ここで自然にタネがたどり着いて芽生えたのか?それとも誰かが人為的にタネを持ってきて、ここに置いていったのか?周りにはハリエンジュとかいて、幹の伸長が遅いこの木にとっては不利な環境だと思いつつ、成長はしているように見える。シイのいる緑地の林縁にハリエンジュ?この木にとって、この環境は悪すぎるといったところではないのか?そこらへんはどうなのか?を知りたいので調べてみたいが、この木の名前はどうやって知れ...

 

地際に咲くタンポポの花たち

3月になり、春の訪れを感じる暖かさになってきた。そんな中、頻繁に草刈りがされている場所に目を向けると、地際でセイヨウタンポポらしき花を見かける。花茎が短く、周辺に葉らしきものを見られない。よくよく見ると、小さな葉が数枚ある程度で、葉の色も紫色で光合成ができるとは思えない。そんな状態にも関わらず、立派な花を咲かせているので、この花は昨年の秋までに根に溜め込んだ養分に拠るものなのだろう。おそらくこのまま結実まで行う事ができるので、根に溜め込んだ栄養...

 

植物体内でのα-リノレン酸の使いみち

リノール酸の過剰摂取問題について触れてみるの記事で必須脂肪酸の過剰摂取問題について見た。リノール酸の過剰摂取といっても、リノール酸自体が悪というわけではなく、もう一つの必須脂肪酸であるα-リノレン酸との摂取のバランスが崩れると、α-リノレン酸の方の良い効果がいまいち発揮しないという内容であった。リノール酸の過剰摂取問題の方をよく見るということは、α-リノレン酸と比較してリノール酸の方が摂取が簡単だという解釈になるわけで、α-リノレン酸の方に意識を向ければ、リノール酸の過剰摂取問題を回...

 

昨今の社会問題に対して、大浦牛蒡の持つ可能性に期待するの続き

昨今の社会問題に対して、大浦牛蒡の持つ可能性に期待するの記事で大浦牛蒡(ゴボウ)について触れた。大浦ゴボウは栽培の師が得意としていた作物の品種一つで、栽培面と社会的な面の両方で大きな可能性を秘めていると記載した。この大浦ゴボウの良いところは、太い品種が故にス入り(空洞)があっても品質の落ちが目立たず、畑での貯蔵性(遅掘り)も高く、売り方さえ確立出来たら重宝する特徴を多く持つ。ここで一つ気になったが、根の中心の空洞で、この空洞ができる原因は何だろう?ということで調べてみることに...

 

土の塊を多方向から攻める

稲作後のレンゲが播種されている田にて、荒起こしにより大きな土の塊があり、草の生え方が疎らになっている箇所がある。と思いきや、よくよく見てみると、塊の壁面から発芽している草がある。荒起こしでなければ、種子が地中深くに埋没して発芽しなかったであろう草なのだけれども、荒起こしによって種子が土表面に位置することになって発芽する事が出来た。塊に対して上と側面から草が根を伸ばすことによって、いずれは砕かれて細かくなるのだろう。荒起こしは物理性の改善において...

 

ある急激に寒くなった日の日当たりの良い平地にて

日当たりは良いけれども、風抑えがない平地にて、キク科のヨモギらしき草とマメ科のシロクローバらしき草が共存していた。どちらの草もよくよく見てみると、ヨモギらしき草の葉は赤くなり、シロクローバの葉は綺麗な緑のままであった。撮影した日は急激に寒くなった日。ヨモギらしき草の葉の赤色は寒さ対策で光合成を落とす為だろうけれども、ヨモギには寒いところに強いというイメージがあり、それでも葉を赤くする程急激に寒くなったのかと。葉でアントシアニンを...

 

小さな小川でシロバナセンダングサらしき花を見かけた

近所の小川で気になる花がある。その花というが、※うまく撮影できなかったので素材サイトから中心がコセンダングサの花のような形状で周りに白い花が展開している集合花だ。おそらくこの花はキク科のシロバナセンダングサではないかと当たりを付けている。何故この花が気になっているのか?といえば、この花が咲いている周辺を見渡しても、この花はほとんど咲いておらず、似たような植物で周辺にいるのが、白い花がほぼないか、白い花がちょっとだけ見えて...

 

町中にはいろんなセンダングサがいるものだ

以前水田があったであろう道の横にある用水路でセンダングサらしき草を見かけた。センダングサなんてよく見かけるでしょと思うところ、いつものコセンダングサとは異なる形状だったので記録として写真を撮っておいた。シロバナセンダングサいつものセンダングサと形状が異なるというのは、萼片といって良いのかはわからないが、頭状花を包む萼片らしき組織が大きい。これこそがおそらくアメリカセンダングサなのだろう。アメリカセンダングサの説明を読んだら、先程萼片と表現した組織は総苞...

 

アラカシのドングリを見て、冬の訪れがもうすぐであることを感じる

アラカシのドングリがやっと熟した。アラカシのドングリは寒くなるまで静かに熟す近辺に数種のドングリが実るブナ科の木があるけれども、アラカシのドングリが一番遅く熟す。アラカシのドングリが熟したのを見て、もうすぐ冬が到来するという気持ちが芽生えるようになった。なんて思ったのと同時に、アカガシ、ツクバネガシやイチイガシのドングリが頭に浮かんだけれども、これらのドングリはいつ熟すのだろうか?アカガシやツクバネガシは定期的に訪れるのが難しい環境に自生しているので、熟す時期を把...

 

木に巻き付いて伸長するクズ

ブナ科の大型のドングリを実らせるアベマキのようなクヌギのような木の幹で、クズが巻き付いていた。よく見る光景ではあるのだけれども、よくよく見ると、蔓が幹に何かを差し込んでいるようには見えず、ただただ幹を這うように伸長しているのが凄いなと。冒頭の写真を俯瞰してみると、木に巻き付いたクズは木の先端にまで伸長はできていないように見える。この木は落葉樹なので、冬に向けて葉を落としたらクズの葉は一気に太陽の光を受けられるようになるのだけれども、クズ自身...

 

巻き付けるものを探さず上を目指す

倒木の隙間から何かが伸長している。なにかに巻き付く能力がありそうな株で、葉が5枚の小葉の複葉なのでアケビか?周辺の巻き付けるものを探すのではなく、上に伸長するのが草本のクズとは異なり、なんとも低木らしい。クズは花も産業利用できるらしい

 

誰が最後に巻き付くか?

河川敷の草むらで、写真中央のオレンジ色の箇所が気になった。このオレンジ色の箇所はネナシカズラなんだけれども、気になったのはネナシカズラが巻き付いている草になる。ネナシカズラがクズにちょっかいを出すその草というのが、エノコログサなんだけれども、下の方にクズの葉がある。グリーンモンスターこのエノコロはクズの蔓に巻き付かれた後にネナシカズラに巻き付かれている。ここにヤブガラシやアレチウリがいたら更にカオスだったのだろうけれ...

 

最初の木刀は赤樫でした

ふと頭に浮かんだことがありどうしても書きたかったので投稿する。小学生〜高校生の頃まで剣道をしていた。通っていた道場では、初めての昇段試験(1級の時かもしれない)の時に先生から一本の木刀が贈られる。私が頂いた木刀は初段の試験でよく見かける赤樫(アカガシ)の木刀だった。※三段の昇段の試験の前には赤樫の小太刀を頂いた。赤樫の木刀は安くて初心者向けというイメージがある。って、ちょっと待てよ。10代の頃はまったく違和感なかったけれども、赤樫の木刀ってすご...

 

アラカシのドングリは寒くなるまで静かに熟す

シラカシの未熟ドングリが割れていたの記事で見たシラカシの木だけれども、昨日訪れたら、もうすぐ落下するであろう状態まで色付いていた。シラカシは受粉してからその年のうちに熟して落下するので、他ドングリと比較するとドングリの形成が早いなと。この木の数m先にアラカシの木があるのだけれども、昨日の時点でまだ色付き始めていなかった。アラカシも受粉した年に熟して落下するタイプのドングリなのだけれども、シラカシのドングリよりは熟すのに時間を要するよ...

 

シロバナセンダングサ

宅地跡の更地にアメリカセンダングサらしき草があった。この花をよくよく見てみると、集合花の端に5個の白い花がある。これはどういうことか?と調べてみたら、シロバナセンダングサという草があるということを知った。シロバナセンダングサ / 国立環境研究所 侵入生物DBシロバナセンダングサの知識に合わせて、センダングサの群衆を飛び交うミツバチたちの記事で触れたアメリカセンダングサだと思っていた草が、コセンダングサではないか?と思うようになった。※集合花...

 

巻き付く草たちの絡み合い

壁際に繁茂した草の中でアサガオの花を見かけた。紅色の花のアサガオ薄い色の花弁のアサガオからフラボノイドのことを考えるただ、このアサガオの周辺を見ると、アサガオ特有の縁がなめらかな葉は少なく、縁がギザギザ(鋸歯がある)な葉が多い。これはヤブガラシか。サツマイモ対ヤブガラシヒルガオ科のアサガオとヤブガラシはどちらも強烈な草というイメージがあり、冒頭の写真の箇所が修羅場に見える。そんな中、アサガオの花は目立つ。ヒルガオ科の草のタフさが際立って見え...

 

シラカシの未熟ドングリが割れていた

ブナ科のシラカシのドングリはまだ緑色をしていて、熟して地面に落下するまではまだまだかかりそう。シラカシやアラカシはドングリの中で終盤に熟すというイメージがある。そんなシラカシのドングリだけれども、所々で堅果の殻が割れているものを見かける。これは堅果の中の子葉が熟す前に膨らんでしまったのか?子葉が休眠出来なかったのか?なんてことが頭に浮かんだ。種子休眠といえば、果実内発芽から見える土の状態の記事で触れた果実内発芽を思い出す。カボチャの果実内発...

 

クズは花も産業利用できるらしい

海外の雑草撲滅法令と日本の記事に引き続き、マメ科の葛(クズ)のことを調べている。クズの繊維から製造される葛布は作業工程に蔓の発酵があり、クズと発酵で検索をしてみたら、一般財団法人 日本菌根菌財団が発行する菌根菌ジャーナル Vol.2 No.1 2020にたどり着いた。クズの発酵とは関係ないのだけれども、寄稿でクズの歴史について触れていて、興味深い内容があったので紹介することにする。葛の可能性を形にという題材で、葛の用途が記載されていた。/*******************...

 

クリの木の下で栗拾い

近所の林にブナ科のクリの実を拾いに行った。写真ではわからないが、林の手前は整備されていて、子供が頻繁に通るからクリのほとんどは毬(殻斗)のみになっていた。ブナ科の木を学ぶほど、クリという植物が不思議に思えてくる。クリは落葉広葉樹であるので、冬前に葉を落とす。この内容であればブナ科の他の木、例えばクヌギやアベマキも同じだろうと思うのだけれども、不思議に思うのはここからだ。クヌギやアベマキは大きなドングリとして有名で、花が花粉を受粉して...

 

企業の取り組みとしての葛布文化の保全

唐突に葛布で出来た服を購入することができるのかな?と思い検索をしてみた。葛布というのはグリーンモンスターと呼ばれるマメ科のクズから出来た布で、モンスターという名称があるように成長が旺盛だ。※グリーンモンスターと呼ばれるのは海外での話一方、日本ではクズは秋の七草の一つとして扱われていて、美しい花を咲かせる他、根に蓄えられたデンプンの活用、飼料としての利用や繊維から布を作ったりと有用な植物だったりする。秋の七草としてのクズはどんな草?葛布の歴史...

 

フェニックスのタネの大きさはどれくらい?

道路の隙間からヤシっぽい葉がの記事で単子葉の木本らしき植物が道路の隙間から生えていた。この植物を見て、単子葉の木本のこぼれダネは道路の隙間に入る程小さいの?ということが気になった。気になったので調べたいところだが、単子葉木本のタネどころか花や実がどのような形状になるのか?がわからない。そもそもの話でこの植物が何なのか?すらもわからない。とりあえず、単子葉の木本といえばで連想される中で一番有名なヤシ科のカナリーヤシ(通称フェニックス)のタネを調べてみることに...

 

道路の隙間からヤシっぽい葉が

歩道を歩いていたら、道路の隙間に生えている草では見たことがない草があった。これは単子葉の木本ではないか?単子葉の木本植物の全盛期を想像しようこぼれ種にしては衝撃的過ぎた。このような木の実ってヤシの実のような形状だよな?こぼれ種のような形で道路の隙間に生えるのだろうか?色々と気になった。

 

高槻の摂津峡付近でアレチウリを見かけた

河川敷にいたグリーンモンスターことマメ科のクズの上に薄い緑の葉の草が覆おうとしていた。この葉、このトゲトゲの果実はウリ科のアレチウリか?大阪北部に引っ越してからはじめて見かけた。アレチウリといえば、周辺の農地や生態系に悪影響を与える草として、発見次第速やかに除去すべき草として扱われている。アレチウリ - Wikipedia冒頭の写真では、アレチウリがクズを覆う面積が少ない為、おそらくまだここにたどり着いたばかりなのだろう。今除去すれば広...

 

林縁で大きなドングリを拾った

9月の終盤に差し掛かってきたので、近所にある林に行ってみたら、おそらくブナ科のアベマキのドングリが落ち始めていた。個人的にアベマキやクヌギはドングリの先発組というイメージがあるので、今年もまたドングリの季節がやってきたのだなと。道端に大きなドングリが落ちていた今年も地図を片手にドングリ拾いに行きますか。関連記事森林の縁から木々の棲み分けを学ぶ若山神社のシイ林アカガシのドングリを探しに本山寺へブナを探しに大阪北部の妙見山へ森林の保...

 

砂利が敷き詰められたところの草抜き

子供らと草抜きをしている時にこの草(上の写真)何?と聞かれた。小葉が丸葉の羽状複葉だけれども、小葉の付け根にミカンのようなものが付いているので、コミカンソウ科のコミカンソウだと伝えた。カラスノエンドウは托葉でアリを集めるこの丸いものは花?と聞かれたので、一緒に花を探すことにした。丸いものが付いていない箇所を探してみると、上のようは花が見つかったので、丸いものは果実だと認識出来たみたいだ。こんな小さな花にどんな虫が来るのだろう?という話題にな...

 

台風一過後の草たち

台風から数日後、歩道を歩いていると、街路樹の下辺りで草が倒伏している箇所を見かける。そんな中で、キク科らしき草が倒れていたのだけれども、太陽の光の方を向き始めて伸長を始めていた。オーキシンと脇芽と不定根いろいろな草と見比べると、今回撮影したキク科の草の強さが際立ってくる。背の高いキク科植物が放つ風格関連記事台風対策とESG

 

ヌスビトハギから涼を感じる

エノコロから涼を感じるの記事で、夏の終わりや秋の訪れを感じる草としてエノコログサの群生を紹介した。この草と同じぐらい秋の訪れを感じる草として、ヌスビトハギがある。とはいっても、写真から見てなんとなく察せられる通りで、苔の生え方から日陰のような涼しい場所なので、少し前の猛暑のキツさは感じられない。写真はアスファルトのちょっとした水滴が涼しげの記事からそういえば、日向で細めの葉のヌスビトハギらしき草を見るけれども、これは同種かな?と気になったので調...

 

タカサゴユリとシンテッポウユリ

前回の白いユリの花たちが同じ方向を向くの記事で、テッポウユリに似ている花でタカサゴユリというものをあり、駆除対象になっていることを知った。どうやらテッポウユリとタカサゴユリが交配してシンテッポウユリというものが誕生しているらしく、タカサゴユリが在来のテッポウユリの生育域を奪っているようだ。テッポウユリとタカサゴユリ(シンテッポウユリ)は非常に似ていて、見分けが難しいらしいが、タカサゴユリに花弁に筋があったり葉の細さ(タカサゴユリの方が細い)や開花時期(タカサゴユリの方が遅くて8月頃)...

 

白いユリの花たちが同じ方向を向く

テッポウユリらしき花を見かけた。葉の形状からもしかしたらタカサゴユリかもしれない。タカサゴユリ / 国立環境研究所 侵入生物DBまぁ、今はどちらの花でもいいや。写真の花をよく見ると、どの株も花が同じ向きを向いている。向きは東だ。このユリの花は東を向く特性があるのかな?なんて思いながら、少し進んだところに同じ種類の株がいて、その花は南を向いていた。花が大きくて重そうだから、開花直前に茎が傾いていた方向に花が咲くのかな?

 

クリの木の花が咲いている

高台の横の低地にクリの木が植わっていて、クリの木がよく見えるところがある。クリの木を上から見えブナ科の木の理解が深まるので、クリの花に集まる昆虫たちとその天敵たち等の記事で、この木はよく登場している。上の写真のクリの木は大きなイガがいくつかできていて順調だと思いきや、写真左側に時期外れの開花している枝がある。この開花はよくあることなのだろうか?それとも昨今の気候の異変に拠るものなのだろうか?不規則な開花を見ると後者を連想してしまうけれども、実際...

 

背の高いキク科植物が放つ風格

写真の箇所は耕作されていない田だけれども、半年前ぐらいまで栽培ではないことで使用されていて、おそらく来年あたりに再び耕作地に戻るのでは?と思われる所である。半年前まで様々な人がここで走り回っていたので土は踏み固められ、その後に様々な草が生え放題になったので、物理性のない土に強い草が生えたという猛者が集まる場所になっている。そんな中で、数本程目立った草がいる。キク科のオオアレチノギクかヒメムカシヨモギではないか?と思う草がいた。オオアレチノギク - Wikipe...

 

足元にシラカシの堅果になれなかったものが落ちている

ブナ科のシラカシの木の横を歩いている時に、足元に堅果(ドングリ)になれなかった雌花跡?を見かけた。将来堅果になれなさそうな箇所は早々に落としているのだろう。この早々に落とされた雌花跡を見ると、未熟なクリの毬を見かけたの記事で見た未熟な毬(イガ)を落とすクリと比較して、シラカシはドングリ形成の仕組みが精錬されているなと。関連記事若山神社のシイ林を囲むようにカシ林林縁の風媒花の木々

 

未熟なクリの毬を見かけた

舗装された道の横に上の写真のような林がある場所を歩いていた時に、熟していないクリの毬(イガ)を踏んだ。靴底が厚かったので痛くはなかったけれども、靴底に刺さってしばらくの間は歩きにくかった。毬を踏んで思ったことだけれども、毬が緑の状態で結構な数の毬が落ちていたなと。クリの実の付き具合は遠くて写真には撮れなかったけれども、枝に付いている実の数はそこそこある。であると、クリは途中に少なくない数の未熟果実を落としているのはなんとも無駄が多いなと。そ...

 

セイヨウタンポポは何度でも立ち上がる

夏の暑い時期にタンポポらしき花が咲いているのを見かけた。この花がタンポポであれば、見える範囲で咲いている花のガク片はすべて反り返っていたので、セイヨウタンポポになるだろう。冒頭の写真の場所は春はカンサイタンポポとセイヨウタンポポが混在していた。外来タンポポの花にはもう誰か蜜を吸いに来たかい?この場所は頻繁に草刈りが入っていて、今回の花は草刈り後に再生して開花したものだ。ここで思うのは、カンサイタンポポとセイヨウタンポポが混在しているにも関わらず、今咲いてい...

 

フジの狂い咲き

藤棚でフジの花が咲いていた。フジの開花といえば初春ではなかったか?カシの木の上をフジが覆う夏期のフジの開花は気候変動によるものか?それとも根付いている土の要素欠乏によるものか?それとも変異体か?と頭に浮かんだけれども、フジの狂い咲きという現象はよくあるそうだ。個人ブログになるが、藤】稀に夏に開花するのはなぜ?〜手入れ次第で夏にも花が楽しめる!?〜 - アタマの中は花畑で狂い咲きは鳥等による花芽の刺激か夏期の枝の剪定によって発生すると記載されていた。そう...

 

耕作されていない田の中心に咲いた大きな花

耕作放棄地(時々耕耘はしている)の田で背丈の低い単子葉の草が生い茂る中、ふと目についたものがある。写真中央にある黄色い花だ。花の色、大きさや咲いている位置からおそらくウリ科のカボチャではないかと思う。時々、ここでは食品残渣が捨てられているのを見かけるので、おそらくこぼれ種から発芽した株ではないかと。冒頭の写真は人にとっては面積が10aで花の箇所まで気軽に行けるだろうけれども、体の小さな昆虫にとっては周辺の似たような花からここまでたどり着くのは一苦労だろ...

 

林道でヤブマメらしき草と出会った

近所のちょっとした高台の林道に入った時、上の写真の箇所が気になった。マメ科の草が巻き付いている。葉の大きさはツルマメっぽく、葉の形状はクズに似ている。ツルマメらしき草を発見した秋の七草としてのクズはどんな草?この草はマメ科のヤブマメか?ヤブマメ - 岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科 波田研のページを確認してみると、葉の形状はそっくりだったので、ヤブマメの可能性は高い。このページの説明を読んでみると興味深い内容が記載されていた。ヤ...

 

庭に自生したクローバで四ツ葉の小葉があった

庭に自生している白クローバを見ていたら、四つ葉のクローバがあったよと机の上に置いてあった。左上の小葉が追加で発生したといったところか。小葉が集まって複葉四つ葉のクローバはよくふまれるといった刺激があるところで発見しやすいとよく聞くけれども、小葉が発生する際に、人で言うところの一卵性双生児が誕生するような感じで分裂組織が増えるのかなと。

 

林の縁に色鮮やかなアジサイの花が咲いていた

近所に生産緑地があって、上の写真はその緑地の縁の部分になっている。この緑地はそこそこの規模で、少し入ったところにシイの木が生えていたりする。今年もシイの木の開花の時期がやってきた上の写真でも目立っているが、林の縁に色鮮やかなアジサイの花が咲いていた。アジサイの花といえば、土壌のpHによって装飾花の色が変わる事が有名。この花の色を見た時にアジサイの青色はpHが低い時だっけ?高い時だっけ?確かリトマス紙の関係と同じだったっけ?と迷ったので、帰宅後に調べてみ...


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