水田で行われていた植物を利用した雑草対策の続きに引き続き、クズのイソフラボンについて調べている。
クズは厄介者だというイメージがあって景観を損ねていると思われることが多いが、

花が鮮やかな色で美しいので、今の開花ラッシュの時期は何気に好きだったりする。
そんなクズの花だけれども、クズは花も産業利用できるらしいで記載したが記載したが、酒の香り付けで役に立つそうだ。
ふと花のイソフラボンについて気になったので、検索をしてみたところ興味深い研究報告を見かけた。
その内容というのが、葛の花のテクトリゲニン生合成を解明 | 理化学研究所になる。
クズの花には

テクトリゲニンというイソフラボンが含まれていて、抗酸化活性や抗腫瘍活性などさまざまな有用な活性を示すそうだ。
上記の研究ではクズの花という希少部位からしか抽出できなかったテクトリゲニンの合成経路がわかったので、合成に関わる酵素の遺伝子を出芽酵母に組み込むことにより、大量合成の可能性が見えてきたそうだ。
話は戻って、テクトリゲニンだけれども、これは

ゲニステインというフラボノイドの左側にメトキシ基(CH3-O-)が付与された形になっていて、クズの根から製造された葛根湯の主成分になっている。
ゲニステインには抗酸化や駆虫薬の機能があるそうだ。
ゲニステインでも十分機能するように見えるが、それでも尚テクトリゲニンを求めるということは、

左側にあるメトキシ基(CH3-O-)にはとても重要な機能の付加があるのだろう。
これがわかればイソフラボンの理解が更に進むのだろうなと思いながら、今日はここまでにする。



