
※妻が園児たちと米ぬか嫌気ボカシ肥の仕込みをした

今年の初春頃、近所の幼稚園から相談を受けて、園児たちと米ぬか嫌気ボカシ肥を作った。
相談の内容は肥料代の高騰により、毎年行っていた夏の果菜類(ナス、ピーマンとトマト)と秋のブロッコリー用の肥料の予算がとれなくなって、どうにかできないかと。
米ぬか嫌気ボカシ肥料であれば、主の材料である米ぬかは精米所から無料で手に入るし、他の材料は少量なので予算の範囲に収まるはずだと。
で、園児たちや保護者の方々と米ぬか嫌気ボカシを作った。
仕込みを始めて3ヶ月あたりで一度開封し、先日も二回目の開封をして

こんな感じで良い感じに発酵が進んでいた。
先日、ブロッコリーの元肥の仕込みで米ぬか嫌気ボカシ肥を触ってもらったり、匂いを嗅いでもらったりしたのだけれども、こんな話題が挙がった。
触っていたら、なんか手がすべすべしてきた。

ボカシ肥の主成分の米ぬかには化粧品の原料となるフェルラ酸が含まれているので、手がすべすべになるのは有り得るかもしれないが、若干の抗菌作用がありそうな構造の為、発酵に関わる微生物に何らかの影響を与えたり、無毒化の為の反応があるだろうと思った。
微生物に与える影響に関しては、フェノールのように細胞膜にスルリと入り込んで内部から構造破壊をしそうなので、主にグラム陰性の細菌(大腸菌等)に大きな影響を与えそう。
無毒化に関しては、重合させて構造を大きくさせるか、揮発させるかのどちらかだろう。
自家製バイオ炭に含まれている可能性があるタールについての続き
前者の重合の方は、

のC-3'にあるメトキシ基(CH3-O-)からメチル基(-CH3)が外れて、

ポリフェノールのコーヒー酸にした後に、他のコーヒー酸やアミノ酸を取り込んで大きな化合物にして毒性を無くす。
もう一つの揮発の方はこれから調べることにしよう。
補足
フェルラ酸はアレロパシー(多感作用)にも関わっている



