カテゴリー : 古典園芸

日本には優れた園芸文化があった。園芸文化は優雅な人たちではなく、町の人たちの日常と共に形成され。ほら小道を歩けばそこにはたくさんの園芸がある。
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アジサイの先が丸まった装飾花

梅雨入りしてからいくぶん経過した。 梅雨と言えば、 アジサイが綺麗な季節です。 至るところでアジサイが咲き誇っている。 アジサイは美しいが故に 美しい花特有の様々な様々な品種がある花卉園芸作物の一つである。 先に装飾することに意味はあるのかい? 様々な品種があるということで、 このような花弁の先が丸まっている品種もある。 これをよく見てみると、 梅雨という長雨の中で、 この花弁の丸みが受け皿のように雨をずっと保...

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森の恵みの行き着く先

トチノキの実の灰あわせでトチノキの実にあるアク(サポニン)は灰汁に浸すことによって汁の方に溶け出す という技術により今まで食べれなかった高でんぷん質の食料の獲得に繋がった。 この話を聞いて思いつくのが、 灰といえば薪や炭の元はリグニン質多めの原料から加工したものだろ。 リグニンといえば合成に銅を含む微量要素の金属を利用するだろ。 リグニン合成と関与する多くの金属たち 植物の栄養として利用するこれらの金属は、 もともとは植物体を燃やした時に灰として残ることから...

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トチノキの実の灰あわせ

前回の記事で By Tatsundo h - own work, GFDL-no-disclaimers, Link トチノキ - Wikipedia トチノキの実にはサポニンが多く含まれ、これが人体にとって毒性を示すから、 人がトチノキの実をそのまま食べると嫌な味がする。 トチノキの実はデンプンの宝庫で この実をなんとか保存食的な位置づけで食べれるようになり、 この手法が確立されたことにより雪国での永住が可能になったそうだ。 このトチノキの実からのアク抜きは...

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トチノキの実のアクとは何か?

ほおずき書籍出版紹介 《苗場山麓植物民俗事典 森と共に生きた人々とその暮らし》 苗場山麓植物民俗事典の続き 縄文時代の遺跡で発見されたのは、 アクが強くて食べれないトチノキをどうにかアク抜きして食べている形跡だった。 By Qwert1234 - Qwert1234's file, CC 表示-継承 3.0, Link By Tatsundo h - own work, GFDL-no-disclaimers, Link トチノキ - Wikipedia 人...

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苗場山麓植物民俗事典

昨年の初秋頃、栽培の師のことを記載した記事をきっかけとして、 長野県栄村小滝集落に行く機会がありました。 そこで出会ったものは 台風でも倒伏しないイネ 台風でも倒伏しにくく、 食味スコアが抜群に高い高品質なコメでした。 この地域のコメのことをより深く知ることができれば、 他地域での作業性や品質の向上に繋がり、 主食のコメが盛り上がれば、社会が良くなると確信している。 この小滝集落というのが、 苗場山麓ジオパークという地質の保全地域且つ教材として...

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桜の季節は終わってはいない

毎年書いていることだけれども、 今年も同じように書く。 今年もまた菊桜が開花する時期が到来した。 こんな見事な桜が咲くにも関わらず、 京都府立植物園の菊桜のところに人が全くいない。 京都府立植物園/京都府ホームページ 春のおとずれを表現する桜の集大成みたいな菊桜が、 注目されずにひっそりと開花しているのは非常にもったいない。 という気持ちの元、 今年もまた同じような内容を記載した。 関連記事 桜の季節終盤

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下鴨神社の光琳の梅が咲き、そして散る

今年も下鴨神社の光琳の梅が咲いていた。 今年も下鴨神社の光琳の梅が咲き始めた 何だろう。 最近の寒暖の差はありつつも、徐々に暖かくなっていくこの季節で、 こんなにも鮮やかなピンクの花弁を見ると、 春の季節の到来がもうすぐだと感じてしまうわけで、 暖房器具がなかった頃の人々にとっては、 おそらくこの感情はもっと大きなものではないか?と思ったりもする。 先端から根元まで花が咲き誇り、 既に散り始めている花弁を見ると、 花というも...

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スイセンが花をつけている

1月になって更に寒くなって、 この時期の風物詩であるスイセンが花を咲かす。 前にも書いたのだけれども、 この時期に咲くスイセンは不思議でしょうがない。 冬に咲く花はなぜ冬の開花を選んだのだろうか? とは言っても、 他の植物だったら何でも知っているのか?と言えば、 アストロバイオロジーから連なる様々な生物学的に見れば、 解明されていることなんで、限りなくゼロに等しいわけで、 何も知っていないのと等しい。 ※アストロバイオロジーとは、宇宙に生物はいるのか?...

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池の辺りの紅葉のモミジ

今年の紅葉は色鮮やかになるだろうという予想通り、 今年の紅葉はとても紅い。 高野川が紅に染まりはじめる というわけで、 これらの紅葉の木の下では、 紅葉の落ち葉による紅や黄色の絨毯ができていた。 自然が生み出すなんとも美しい光景だ… いや、ちょっと待てよ。 池の横でモミジって生えるものなのか? 森で一箇所に同じ種類の木が並ぶということはほとんどないよな。 タネの落ち方、発芽した運良く大半が生き残ったら可能かもしれないけれども。 ...

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嵯峨の大覚寺の嵯峨菊

今年も行ってきたよ、京都府立植物園での嵯峨菊の展示 嵯峨菊というのは、京都の右京区(嵐山付近)にある大覚寺で栽培されている菊で… というのは以前記載したので、 過去記事のリンクを貼っておく。 京都の嵯峨菊 いつ見ても、流線の舌状花が美しい。 丁子菊という別の道を選んだ菊 菊については今まで何度か書いてきたから、 今回は行ってきた報告ぐらいにとどめておこう。 関連記事 江戸菊は江戸の華 幽玄の美の伊勢菊

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新しくて綺麗な色の葉がでてきたよ

今年も咲いた、下鴨神社の萩 前回、下鴨神社にハギを見に行ったけど、 はやくてあまり咲いていなかったという内容を記載した。 せっかくなので、 ほとんど咲いていないハギでもじっくりと見てみることにした。 じっくり見ようとする機会なんてそうそうないからね。 ところどころ、 葉色が薄い小葉がある。 小葉が集まって複葉 これは欠乏症というわけではなさそうで、 比較的新しく発生・展開した小葉だろう。 これって、 ある程度の葉緑素の量で展開してしまって、...

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今年も咲いた、下鴨神社の萩

下鴨神社の萩を見に行った。 残念なことに時期的にはやく、 まだ咲き始めだった。 というわけで、 一昨年の下鴨神社の萩の記事を読んでもらうとして、 下鴨神社にある遅咲きの萩 せっかくだから、 花が比較的たくさん咲いている株を撮影してみた。 ハギは綺麗なんだけど、 枝が細くてコンデジだと詳細が撮影しにくい。 撮影していて思ったけど、 枝で花の咲き始めの箇所は葉と花が同じぐらいあって、 茎と花柄の間から花芽が形成している。 一方、 ...

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葉の下でクズの花が咲いている

クズの躍進 クズの事を散々書いてきたけれども、 お恥ずかしながら、クズの花というものを見たことがない。 クズは秋の七草として扱われている草だ。 そろそろ開花していても良い頃だということで、 秋の七草の検索結果 河川敷にはびこったクズの花を探してみた。 早速見つかった。 つるの比較的先端あたりで開花するのね。 そりゃあ、道から川に向かって伸長しているところでは花が見つかりにくいわけだ。 せっかく見つけたので、 花をまじまじと見てみる。 ...

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ハギは草に埋もれても美しさは埋もれない

河川敷を走っている。 河川敷では草刈りや土砂の除去といった人為的なことがほどよく入っているため、 森にならず、且つ草は住み分けしているという状態が続いている。 この草むらを見ていた時、写真の中央あたりに目がいった。 この写真ではイネ科の草があるようにしか見えないけれども、 実際にこの場所を見ていると、ハギの花が目立っていた。 ハギの花は小さいけれども、直立した茎に集まるように開花し、 しかも色が濃いピンクで綺麗で目に付きやすい。 葉もしっかりとした...

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第58回朝顔展@京都府立植物園

今年も行ってきたよ、京都府立植物園の朝顔展 今年の朝顔展は比較的はやい時期に変化朝顔が咲いている気がする。 変化アサガオのタネを蒔きました 変化朝顔については昨年散々書いてきたので、 ここでは昨日みた変化朝顔の写真のみにする。 第57回朝顔展@京都府立植物園 昨日、植物園の職員が朝顔について解説していた。 特に印象に残ったのがトランスポゾンについての説明で、 遺伝学や分子生物学の難解な問題を頑張って説明していたなと。 植物にとって大事な大半の...

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城南宮のアヤメ

昨年から行くと決めていた場所がある。 アヤメが咲く時期になったら城南宮に行こうと。 理由はいずれアヤメかカキツバタに記載されている内容と同じ。 すでに近所で発見してしまったのだけれども、 アヤメの名所として有名な場所も見ておこうと行ってみた。 というわけで城南宮 ここには源氏物語花の庭という神苑があって、 源氏物語の貴族の歌にでてくるようなキレイな花が今でも栽培されている。 神苑に入り、アヤメの場所に行く。 時期は少し遅めで萎...

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いずれアヤメかカキツバタ

5月中旬になった。 この時期が訪れることをずっと待っていた。 なぜ待っていたか?というと、 いずれアヤメかカキツバタ! このフレーズを書きたかったからだ。 あまりのこのフレーズの書き足さに いずれ(カンザキ)アヤメかカキツバタというフライング的な記事すら投稿してしまったぐらいだ。 だけどね、 アヤメの時期が訪れても、アヤメってなかなか見当たらないのよ。 そんな中、 夕方に下鴨神社をブラブラしていたら、 御手洗池の近くにあった。 御手洗池といって...

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桜の季節終盤

しつこいけどまた言う。桜の季節はこれからだ!に引き続き、今年の桜ネタ。 先に書いておくけど、 昨年の記事の今年の桜の季節がすでに終わったと思うのはもったいないで同じことを書いた。 そう! 菊桜の開花ね。 菊桜というのは、 100枚以上の花弁を発生させて、 それはもう見事に咲き誇る桜で、 今年も見事に咲いていた。 この桜が咲き終わる頃、 今年の桜の季節は終わったな。 という感覚になる。

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流水と八重の花

京都の河原町に流れる高瀬川。 なんとなく川の流れを見ていたら、 八重咲のサクラの花が流れてくる。 少し川上に関山があったから時期的にもおそらくそこからだろう。 しつこいけどまた言う。桜の季節はこれからだ! 高瀬川は鴨川に繋がって、 鴨川は淀川に繋がって、 淀川は大阪湾へとつながっていく。 花ごと川に落ちて海へと流れていく。 実をつけることができなかった花は何を思って幹から遠く離れたところに流れていくのだろうな。 桜は散り際が美しいというけれど、 その...

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しつこいけどまた言う。桜の季節はこれからだ!

先日、4月23日、大阪の長居公園にて 松月という品種の桜が満開だった。 ショウゲツ - Wikipedia いや、 よく見ると、右下あたりの花がまだ開花していないので、 この桜の木はまだ満開ではない。 他に 天の川と呼ばれる品種も満開みたいだった。 他にもいくつか品種があったけど、一旦ここまでにしておいて 4月22日に訪れた京都伏見の御香宮神社にあった おそらく関山(かんざん)という品種ももうすぐ満開...

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