カテゴリー : 地形・地質

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ミカンの木は砂地を好む?

ハウスミカン栽培の銅欠乏 前回、ハウスミカンの栽培条件を挙げた。 その中に水はけが良いところというものがあることを記載した。 これを踏まえ、興味深い話を聞いた。 興味深い話の前に今回のハウスミカンの栽培地の地質図を調べてみると、 20万分の1日本シームレス地質図 花崗岩質の深成岩で形成された山の標高の高い個所であった。 花崗岩が風化すればSiO2含有量が非常に高い真砂土という砂土になる。 花崗岩から真砂土へ SiO2というのは二酸化ケイ素のことで非常...

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ラドン温泉の北投石

昨年から温泉の仕組みにハマっていて、 温泉についてわかっていることをいくつか読んだ。 温泉の中にはラドン温泉というものがあり、 地下深くにある岩石内の放射性の鉱物が放射性崩壊を起こした際の熱エネルギーで温水になるものがある。 放射性の鉱物の放射性崩壊なので、温泉から放射能が検知される。 温泉によってはそれなりに被爆する量が放出されているものもあるらしい。 従来の温泉の理論では説明できなかった有馬温泉 浅川町付近にある温泉 これらの話を踏まえた上で本編 先...

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大震災の姿を残す野島断層

先日の淡路島での研修会の帰り道 淡路島のアイ・エス・フーズさんの社内研修で予防と緑肥の活用の話をしました ふとしたきっかけで北淡に行く機会が出来た。 北淡のインターを降りてすぐに野島断層という看板が目についた。 野島断層といえば天然記念物に認定された超有名な断層だ。 なぜ有名なのか?というと、 阪神・淡路大震災の地震が発生した時、 どのように地形が変化したのか?が当時のまま保存されているからで、 地震という自然現象が如何に強烈であるか?を体感出来る。 というわけで行...

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断層破砕帯を見に花折断層へ

京都と福井県の小浜を結ぶ鯖街道に行ってみた。 鯖街道というのは若狭湾(小浜)で水揚げされた鯖を京都まで運んだ街道のことで、 この街道は花折断層と呼ばれる右横ずれ断層を利用して作られたらしい。 今回行った場所は花折トンネルから朽木という地域までの間で、 上の地図でいうところのちょうど真ん中あたり。 なぜここに行きたかったか?というと、 商品詳細 - 3D地形図で歩く日本の活断層 - 創元社 先日の棚倉の2つの断層の時にも挙がった上記の本で、 ...

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川に落ちている石を頼りに肥料の鉱山を探す

株式会社誠文堂新光社 / 日本の石ころ標本箱 日本の各川で何の石があるか?が記載された本がある。 最近ちょくちょく行くようになった仙台にはどんな土があるのだろう? と宮城県のページをめくってみたら、 仙台市の名取川というところで、 株式会社誠文堂新光社 / 日本の石ころ標本箱 44ページ モルデン沸石ことゼオライトが採石できるらしい。 ゼオライトといえば土壌改良の効果が高いとされる粘土鉱物の一種で、 ホームセンターの肥料売り場でも売られていることがあるらしい。...

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花崗岩が崩れ土になっていく

棚倉構造線の棚倉西断層 棚倉の西断層より西側に山本公園というところがあり、 この公園には川があって、 川の横にはキャンプ場がある。 この川に訪れた時、 崖の一部が崩れ、崖付近には近寄れなくなっていた。 この崖の個所の地質を先に調べておくと、 20万分の1日本シームレス地質図 崖崩れが発生していた個所(ピンの右側)は花崗岩質の深成岩となっている。 五代松鍾乳洞横にあったスカルン鉱床 崖崩れ個所には近寄れないが、 ...

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浅川町付近にある温泉

美味しいコメを求めて福島県の浅川町へと小松寅吉の飛び狛犬様と福貴作石の記事で福島県石川郡にある浅川町を訪れた。 美味しい米が収穫できる個所もありつつ、 ツアーを組まれる程の魅力のある狛犬様がいるわけだけれども、 浅川町付近には何らかの品評会で優秀な成績を収めた温泉がある。 帰宅後、浅川町付近にある温泉で色々と調べてみて、 特に目を引いたものをピックアップしてみると… とその前に 浅川町の位置を再度確認してみると、 20万分の1日本シームレス地質図 先日紹...

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小松寅吉の飛び狛犬様と福貴作石

美味しいコメを求めて福島県の浅川町へ 先日美味しい米を求めて、福島県にある浅川町というところを訪れた。 この浅川町というのが福島県の白河市に隣接したところに位置している。 この白河一帯で興味深い文化遺産?があり、 その手のマニアにとっては一日あっても足りない地域であるらしい。 というわけで、 文化遺産を案内していただいた。 記憶が正しければ、訪れたのが 神宮寺の横にある鹿島神社というところで、 鳥居をくぐり、階段を登った先に ...

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美味しいコメを求めて福島県の浅川町へ

棚倉東断層の強アルカリ温泉 前回までの棚倉構造線の断層の話で福島県に訪れたわけだけれども、 棚倉西断層と東断層を見ることが福島を訪れた主の目的ではなく、 棚倉から北に10km程離れた浅川町というところに行くことが主の目的だった。 話の発端は、知人の出身である浅川町で局所的ではあるが、 非常に美味しいコメが収穫できる地域があるという話題が挙がった。 昨年出会った小滝のコメのことを伝えた後、 浅川町のコメが美味しいところの地質を確認してみたら、 興味深い地形に...

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棚倉東断層の強アルカリ温泉

前回の記事で棚倉構造線に訪れた内容を記載した。 棚倉構造線の棚倉西断層 棚倉構造線には棚倉西断層と東断層があり、 20万分の1日本シームレス地質図 日本の長い断層が並行に並んでいる。 北方の棚倉町からこの地域に入り、 南に向かって移動していたわけだけれども、 諸事情により矢祭というちょうど真ん中あたりで西断層から更に西に向かうためにこの地域から抜けた。 ここからは事前に読んでいた本の内容になるけれども、 商品詳細 - 3D地形図で歩く日本の活断層...

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棚倉構造線の棚倉西断層

福島県の棚倉町に行った。 仕事で福島県のある地域に行く機会があり、 仕事終わりに棚倉へ行けるように調節していただき、 念願の棚倉町へ行けた。 棚倉町公式ホームページ なぜ念願の棚倉町かというと、 棚倉と聞いてピンとくる人もいるかもしれない。 そう! ※図:商品詳細 - 3D地形図で歩く日本の活断層 - 創元社 37ページより引用 ナウマン氏が発見したフォッサマグナで 今のところフォッサマグナの東の境界だと考えられているのが 棚倉構造線というわけで、 ...

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川が教えてくれること

近所の川に行ったら、 白い綺麗な石が落ちていた。 この石に特徴的な黒い斑晶(はんしょう)が少量あるので、 これはおそらく深成岩の花崗岩だと判断して良いだろう。 岩石が教えてくれる この場所は 20万分の1日本シームレス地質図 この川の場所がちょうど花崗岩のところを位置し、 川の東側は山である。 比叡山山頂から大文字山を見る 今回の白い石は山からの落石かな? やはり川というものは周囲の環境を教えてくれるのだろうなと。 関連...

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苗場山麓植物民俗事典

昨年の初秋頃、栽培の師のことを記載した記事をきっかけとして、 長野県栄村小滝集落に行く機会がありました。 そこで出会ったものは 台風でも倒伏しないイネ 台風でも倒伏しにくく、 食味スコアが抜群に高い高品質なコメでした。 この地域のコメのことをより深く知ることができれば、 他地域での作業性や品質の向上に繋がり、 主食のコメが盛り上がれば、社会が良くなると確信している。 この小滝集落というのが、 苗場山麓ジオパークという地質の保全地域且つ教材として...

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京都東山から流れる川

京都の銀閣寺付近にある哲学の道というところに 2つの川が交差する個所がある。 唐突だけれども、 この個所に行ってみることにする。 該当の個所についた。 白いガードレールで囲まれているところが北の比叡山方向から流れている白川で、 右側から左側に流れるのが白川疎水路(琵琶湖疏水)という人工の川となっている。 琵琶湖疏水 - Wikipedia 上の写真で右端のところに行ってみると 白川疎水路が白いガードレールで区切られた白川の下を通り、 ...

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比叡山の山頂付近にあった大きな岩

比叡山山頂から大文字山を見る 前回の話は、 京都の東側にある比叡山と大文字山は風化しやすい花崗岩の個所が削られ、 風化しにくいホルンフェルスの個所が残ったためにできた山 という話題の元、 どちらの山も近所なので、 比叡山の山頂に行ってみた。 今回の記事の最初の写真は 比叡山の山頂にある展望台から見た景色になる。 hr 比叡山の山頂にはガーデンミュージアム比叡という庭園があり、 庭園ということで大きな岩もところどころ配置されている。 その配置されている岩とい...

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比叡山山頂から大文字山を見る

先日のブラタモリの内容が京都の東山だった。 NHKドキュメンタリー - ブラタモリ「#102 京都・東山」 この放送中に京都市内の東側にある大文字山や比叡山の成り立ちの説明があり、 まさに京都のランドマーク、比叡山と大文字山。なぜこの2つの山が目立って美しいのでしょうか。実はおよそ9000万年前、この地にマグマが上昇。両側の地質はマグマの高熱により硬いホルンフェルスに。マグマ自体は冷えて固まり花崗岩に。 #ブラタモリ #実況ツイートhttps://t.co/vAStfHelly...

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太古の植物たちのもつ熱量

石炭と 石炭の燃えかすを見る機会があった。 石炭は燃える石として扱われる生物由来の鉱物だけれども、 上質な炭であるわけだから燃えかすは残る。 石炭の所々に白い模様があるので、 このあたりのものがアッシュ(灰分)なのだろう。 灰分ということで、 この残ったカスは植物の体内にあったミネラル(金属)が大半ということになるはず。 I-W系列と各微量要素 さて、 石炭と燃えかすを見たせっかくの機会なので、 石炭について触れてみることにしよう。 とはいって...

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京都府の石、桜石

昨年、大阪市立自然史博物館で鉱物展が開催されていたので行った時のこと、 各都道府県の石という展示があった。 菱苦土石と呼ばれる鉱物 京都府の石を見てみると亀岡の桜石というものだった。 日本地質学会 - 県の石リスト(確定版) この桜石を見た後、亀岡のどこだろう?と早速調べてみて、 良く行く場所の近くの寺であることがわかった。 近くというのはなかなか訪れないもので、 先日、ふと件の場所に行ってみたくなって行ってきた。 何故行きたくなったか?というのは後ほど ...

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蛇紋岩とニッケル

最近、再び蛇紋岩の話題が挙がる。 (玄武洞ミュージアムで撮影) 蛇紋岩で出来た山が近くにある田んぼ 蛇紋岩があるところといえば超苦鉄質岩に区分され、 読んで字のごとく苦土(マグネシウム)と鉄を多く含んでいる。 蛇紋岩地植物群 葉緑素の合成で苦土と同じぐらい大事なものは? 苦土と鉄を多く含んでいるということは、 栽培で大事な要素をふんだんに含んでいるのでとても良いじゃないか! ということになるけれども、 土壌の専門家は蛇紋岩の地質を良くは思わないらしい。 ...

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リグニン合成と関与する多くの金属たち

最近、植物にとっての病気とは何なのだろう?と 微生物や酵素の事が記載されているものを再び読むようになった。 そのキッカケとなったのが、下記の記事であるわけで、 I-W系列と各微量要素 生物の誕生は地球にある物質を元であるならば、 生物の基盤は石(鉱物)である。 生物が獲得した便利な機能も当然鉱物由来であって、 病原菌(感染して発病の要因となる菌)の攻撃も鉱物由来であって、 感染された生物の防御も鉱物由来である。 植物の細胞壁には病原菌が体内に侵入してきた際に菌の...

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