カテゴリー : 地形・地質

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級化層理、どちらが上か?

城ヶ島の砂岩凝灰岩互層の続き 城ヶ島のある三浦市でWebサイトで地質観察ガイドというPDFを公開している。 このPDF内のトピックの一つで、級化構造というものがあった。 級化構造(級化層理)が何なのか?を調べてみると、 堆積構造の一種で粒経の違いによって水中を沈降する速度が異なるために、同時に供給された土砂が単相の下から上に向かって粒経が小さくなっていく構造です。級化層理は地層の上下判定の手がかりになります。 と下記の本に記載されていた。 (株式会社誠文堂新光社 / 増補版 地層...

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城ヶ島の砂岩凝灰岩互層

神奈川の半島の先にある島、城ヶ島 前回の記事で、神奈川県の南東の先端にある城ヶ島に行ったという記事を書いた。 城ヶ島を含め三浦という地域は神奈川県民であれば、遠足なり自然教室なりで訪れる機会は非常に多いところだけれども、 改めて行くととても興味深いところだなと感じた。 地質の駆け出しの身であるから拙い内容になるけれども、 城ヶ島からわかってきたことを書いていきたいと思う。 はじめに三浦半島を含めた城ヶ島の位置だけど、 By Peka [GFDL or CC-BY...

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神奈川の半島の先にある島、城ヶ島

神奈川県の新横浜付近にある畑の色で神奈川県に来た。 せっかくの機会なので神奈川の南東の三浦半島の先端にある城ヶ島に行くことにした。 三浦や城ヶ島といえば、神奈川県民であれば遠足や自然教室で訪れる機会が多いはず。 ここは(人類史を遥かに超えた)歴史的に何度も大地震があって隆起したとされ、 傾斜の地層が露頭している。 何度も来ていたはずなのに、 岩礁が広がっているのは印象に残っているけれども、 岩礁が縦になった地層であることは印象に残って...

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農研機構の日本土壌インベントリー

先日、農研機構に行ってきた。 農研機構の谷和原圃場の土質 この時に農研機構の方から非常に役に立つWebサービスを教えていただいた。 それは 日本土壌インベントリーだ。 日本土壌インベントリー | 農研機構 何がすごいのか?といえば、 検索窓で緯度経度を入力して検索すると、 調べたい地域の土質がわかり、 更に土質の詳しい説明を表示することもできる。 このサービスにより訪れたことがない地域でも、栽培面での土壌の特徴を把握することがで...

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農研機構の谷和原圃場の土質

内容は割愛しますが、所用で筑波にある農研機構に行くことになった。 農研機構といえば、日本における農業の最先端の研究を行っている研究機関だ。 農研機構 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 ここで気になるのが露地栽培の研究を行っている土質だろう。 というわけで今後の付き合いも兼ねて、試験圃場を案内していただきました。 ※撮影と掲載の許可を頂いています 土の色が茶色い。 ここは褐色の黒ボク土に当たるところだ。 間隙が形成されていて、排水性は高...

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黒ボク土は栽培しにくかった土なのか?後編

黒ボク土は栽培しにくかった土なのか?前編 前回、 黒ボク土は腐植が多く物理性には富んでいるけれども栽培しにくい土だとされていたけれども、 その感覚に違和感があることを記載した。 黒ボク土は養分が少なく、 アルミニウムが溶脱しやすいから栽培しにくいという。 黒ボク土は本当に良い土なのか?後編 おそらく土自体が養分に富んでいる土地はほぼないだろう。 山からの水に養分が富んでいるかどうか?が養分の有無に影響を与えているだろうから、 平野の黒ボク土であれば養分は少ないことは...

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黒ボク土は栽培しにくかった土なのか?前編

南九州の黒ボク土 神奈川県の新横浜付近にある畑の色 鹿児島や横浜の黒ボク土の地域や、 黒ボクの条件を必死に再現しようとして試行錯誤している土質を見て思った。 学生の頃や栽培に関わり始めてから出てくる話題として、 火山灰由来の黒ボクは腐植に富んで、保水性、排水性が高いけれども、 土自体には養分が少なく、アルミニウム障害が起こりやすいから栽培しにくいと。 土壌の酸性具合に気を付けろ おそらく関東にずっと居続けていれば何も違和感を感じなかっただろうけれども、 関西...

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神奈川県の新横浜付近にある畑の色

神奈川県横浜市に来ている。 どこかの地域にきたのなら、 土質の写真と撮影場所の緯度経度から地質は見ておきたい ということで、 撮影してみた。 ここらへん周辺の土は色が黒っぽくて軽そうだ。 先日の南九州で見た土と似ている。 南九州の黒ボク土 地質を見てみると 関東平野の堆積地だからだろうか、 非海成堆積岩類であることしかわからない。 まだまだ駆け出しのペーペーなので、 これだけだとよくわからないから、 周辺の山の情報も引っ張ってくると、...

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南九州の黒ボク土

先日、南九州(鹿児島市内南部)に訪れる機会があったので、 いつもの通り、土質を確認してきた。 南九州の有村青果さん主催の勉強会で基肥の話をしました 写真を載せる前に今までの記事でこの地域の土質を確認しておくと、 (非アロフェン質黒ボク土とフィールド科学に魅せられて 肥料科学,第29号,1~62(2007)18ページの図を引用) 黒ボク土は本当に良い土なのか?後編 緑の箇所の黒ボク土なので、 アロフェン質の黒ボク土の地域となる。 黒ボク土は本当に良い土なのか?前編 ...

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空芯菜、空洞の茎が水に浮く

カボチャも強い 夏の葉物野菜といえば、 ヒルガオ科のエンサイがある。 エンサイは空芯菜と呼ばれ、 茎を切ってみると、 名前からわかる通り、中が空洞になっている。 この特徴から、 エンサイが盛んに栽培されているところって、 水浸しのところで水の上に浮かばせながら栽培しているよ という話を聞いていた。 先週、ミャンマーへ行っていた。 現地の方から線路横にエンサイ畑があるから行ってみるか?ということで行ってみた。 ボーキサイトは土になるのか?...

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ボーキサイトは土になるのか?

(大阪市立科学館で撮影したボーキサイト) 栽培にとっての苦土の基のかんらん石 大陸のプレートは花崗岩でヤンゴン周辺の花崗岩にはボーキサイトが多いということを記載した。 ボーキサイトというのは酸化アルミニウムを主成分とした鉱物ということになっている。 この石が土化したらアルミニウムが多い畑となるはずだ! はじめにボーキサイトが風化したらどうなるのか?を調べてみたら、 酸化アルミニウムは酸素と強く結合しているため風化に強いとあった。 更に水には溶けないということも記載されていた...

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大陸のプレートは花崗岩

ミャンマーのヤンゴンに行ったので畑の土を見た アジア大陸にあるミャンマーという国のヤンゴンというところに行った。 大陸に行ったら当然大陸の土質というものを拝みたいもの。 ということで、 現地の人に頼んで行きやすい畑に行ってきた。 今回の話の前に、大陸の岩について少々。 三波川変成帯の岩々 大陸移動説という説があって、 日本の東あたりに陸のプレートと海洋のプレートがぶつかる場所が多々ある。 この海のプレートが陸のプレートの下に入り込むような箇所...

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ミャンマーのヤンゴンに行ったので畑の土を見た

詳細は割愛するけれども、 とある用事で本日までミャンマーのヤンゴンに行ってた。 ヤンゴンといえば、 アジア大陸の海に面したところにある。 大陸の土質を見ることなんてなかなかないことなので、 現地の方にお願いして、 畑の土を見せてもらった。 遠くから畑を眺めてみると、どことなく紅い土に見える。 宝山の土から紅土を考える この写真よりももっと紅という土もあったけど、 もっと紅な土のところで栽培しているところが見当たらなかったので撮影していない。 ...

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蛇紋岩地植物群

超苦鉄質の大江山の麓の土壌の続き。 かんらん岩や蛇紋岩の地域のことをもっとよく知れないか?と今まで読んでいた本を思い返していたところ、 株式会社誠文堂新光社 / 年代で見る 日本の地質と地形の36ページに記載されている岩手県の早池峰山のページで、 蛇紋岩で形成された山にしか生えない植物があるという内容が記載されていた。 後にこの植生のことを蛇紋岩地植物群と呼ばれていることを知るんだけど、 蛇紋岩の風化によって形成された土壌というのは独特の特徴を持つことで 蛇紋岩地にしか生息す...

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煉瓦ってなんだろう?

硬いレンガの隙を狙って この記事を書いていた時にふと、 そういえばレンガってなんだのだろうな? って思った。 レンガは人工物だけど、 原材料から人工物というわけではなく、 鉱物資源を何らかの手法で加工したものであることは間違いなので、 気になった時が吉日ということで検索してみた。 煉瓦(レンガ)は、粘土や頁岩、泥を型に入れ、窯で焼き固めて、あるいは圧縮して作られる建築材料。通常は赤茶色で直方体をしている。焼成レンガは、土の中に入っている鉄分の影響により赤褐色となる。 ...

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